毎日新聞・3月14日付朝刊「今日のイチオシ!」 統括社会部長 佐藤敬一

 一般会計総額が122兆3092億円と過去最大の2026年度予算案が、13日の衆院本会議で与党の賛成多数で可決され、参院に送付されました。高市早苗首相が目指す今年度内成立に向け、与党は「数の力」を背景に衆院予算委での審議時間を短縮。当初予算案の審議は衆院で慣例的に80時間が目安とされますが、59時間に短縮され、現在と同じ審議形式になった00年以降で最短を記録しました。

 予算案の審議を巡っては、政府・与党が強行日程を組み、審議日程などを巡って委員長の職権による決定を連発。高市首相が当初表明していた「謙虚」な質疑にはほど遠く、反発した野党側を結束させる結果にもつながりました。(1、2面)