【特殊詐欺・SNS詐欺3241億円 被害過去最悪】2025年に警察が認知した特殊詐欺と、SNSを使った投資・ロマンス詐欺を合わせた被害額が、前年より1250億4000万円増で1・6倍の計3241億1000万円(暫定値)となり、過去最悪だった前年を大幅に上回りました。
警察庁が12日発表しました。警察官をかたる「ニセ警察詐欺」の増加や若年層への被害拡大が主な要因で、海外を拠点に国境や言語の壁を越えて詐欺を繰り返す匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ=匿流)による被害も相次いでいます。
警察はこれまで詐欺被害を金融機関やコンビニでの声かけで防いできました。しかし、インターネットバンキングといった非対面での送金方法が増え、従来の発想では対策が追いつかなくなっています。警察庁幹部は「国境を越えて匿名化する犯罪のパラダイムシフト(枠組みの大転換)に対抗するため、新たな対策に取り組む」としています。「歯止めがかからない状態」とする詐欺の実態と対策を取材しました。(1面、社会面)
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