毎日新聞・2月9日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集制作センター長 窪田淳

【自民単独3分の2 戦後最多310超】 記録ずくめの総選挙となりました。衆院解散から総選挙まで16日間しかない戦後最短の衆院選。自民党の獲得議席は、参院で法案を否決されても再可決できる3分の2(310議席)を超えました。戦後、単一政党の獲得議席として最多なのは、旧民主党が政権交代を果たした2009年衆院選で得た308議席で、この数字を上回ったことになります。3分の2超の議席を確保するのも戦後初めてです。高市早苗首相の人気が、議席拡大につながりました。

 一方、立憲民主党と公明党が結成した新党「中道改革連合」は公示前の167議席から約7割減となる見通しで、壊滅的な敗北を喫しました。一度の選挙で勢力図ががらりと変わってしまう、民主主義の怖さを実感しました。1面から終面まで、多くのページを割いて衆院選を報じています。