毎日新聞・2月1日付朝刊「今日のイチオシ!」 統括社会部長 佐藤敬一

【利下げ支持 トランプ氏評価 FRB次期議長にウォーシュ氏指名】トランプ米大統領が米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長として、ケビン・ウォーシュ元理事(55)を指名すると発表しました。トランプ氏の求める大幅利下げへの支持と、金融市場からの信頼の厚さが評価されたとみられます。トランプ氏はソーシャルメディアへの投稿で「偉大な、おそらくは最高のFRB議長として歴史に名を残すことに疑いの余地はない」と強調しました。

 今後は、トランプ氏がFRBに対して大幅利下げ圧力を強める中、ウォーシュ氏が今後の金融政策を判断する際、政治からの独立性を維持できるかが焦点となりそうです。必要性に疑問符が付く大幅利下げを推し進めれば、さまざまな悪影響が広がりかねず、混乱や対立の火種はくすぶり続けています。(1、2面)