毎日新聞・1月13日付朝刊「今日のイチオシ!」 大阪編集局長 長谷川豊

「社内告発したら容疑者に/「サカイ」元社員/公益通報制度のあり方問う」

 引っ越し大手「サカイ」(堺市)の社員だった男性が顧客情報の流出の危険性を公益通報したところ、会社側は対外的には事実関係を認める一方、退社した男性を刑事告訴したり、損害賠償を求めたりする「攻撃」を行っていました。会社と男性との間の裁判は続いています。公益通報制度は本来、組織に警鐘を鳴らし、不正を暴く制度ですが、通報者が「裏切り者」として報復されるケースが相次いでいます。実態に迫り、公益通報制度のあり方を問う企画を始めました。(1面、社会面)