【伏せられた遺体写真 次男の死 無罪判決に葛藤】被告人は無罪ーー。関西地方に住む女性は、裁判長の言葉に耳を疑いました。次男(30歳で死亡)の体には30カ所以上の内出血がありました。しかし、判決は暴行によるものと認めず、傷害致死罪の成立を否定したのです。重要証拠と思っていた遺体の写真は、裁判員を刺激しないようにとの配慮により、証拠から除外されていました。判決から数年たった今も、女性はやりきれない思いを抱えています。
2009年に始まった裁判員裁判で、裁判所は裁判員が心的なストレスを感じる可能性がある「刺激証拠」の扱いに配慮し、ときに被害者側や検察側から「過剰反応」との批判も出ています。刺激証拠を巡る現状を2回にわたり報告します。(社会面)
NIC今町
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