毎日新聞・11月8日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集局次長 田中成之

【高市首相が初の予算委論戦 午前3時4分に出勤 単年度での基礎的財政収支の黒字化目標を撤回】

 

 衆院予算委員会が7日に開かれました。首相と質問者が一問一答形式で丁々発止のやりとりを展開する予算委は、国会論戦の花形。ここに高市早苗首相が初めて臨みました。

 予算委を控えた歴代首相は、早朝に出勤して論戦に備えてきましたが、高市首相が議員宿舎から移動して首相公邸に入った時間は午前3時4分。早朝というよりは「未明」でした。そこで秘書官たちと答弁の打ち合わせをした首相は午前6時半に同じ敷地内の首相官邸に移り、会議を2件こなしてから予算委に出席しました。

 論戦では、財政健全化の指標となる「基礎的財政収支」(プライマリーバランス)を黒字化する政府の目標について、これまで単年度で達成するという方針を「数年単位でバランスを確認する」方向に変更すると表明しました。首相が掲げる政策実現のための財政出動の余地を大きくする方針です。

 8日付朝刊では、こうした高市首相の動きを1面と3面、内政面で詳報しています。