朝日新聞・10/15【イチ押し】SNS 日本語に「悪い二極化」 俵万智さんに聞く(文化面) 発信者:林 望(編集局)

SNSは日本語にどんな影響を与えているのか。文化庁が9月に発表した「国語に関する世論調査」では、略語が増え、短文化していると感じている人が多いことが分かりました。歌人の俵万智さんは、同じ短文でも言葉を吟味してつくる短歌と、反射神経でやりとりするようなSNSの言葉は質が違うと指摘した上で、若い世代ほど「言葉の使い方に気をつかっている」という回答が多いことに注目します。何がそうさせるのか。俵さんが鮮やかに分析しています。