【生まれは引き揚げ船 乗船名簿を歩いて 元島民の「終戦」】かつて北方領土で暮らしていた日本人の元島民たちは、1945年8月15日の終戦後に侵攻してきたソ連軍によって北方領土から樺太(現ロシア・サハリン州)に強制退去させられ、その後、引き揚げ船で函館に到着しました。今年、公になった約8800人分の乗船名簿を毎日新聞記者が調べたところ、船内で誕生した新生児が少なくとも5人いることが分かりました。約80年前、船内で生まれた赤ん坊は、どのような人生を歩んできたのか――。名簿を手がかりに、記者が関係者を訪ね歩きました。(1面、社会面)