【イスラエルがイラン攻撃 越えた一線 ウラン濃縮溝深く決断】
イスラエルが13日、イランの核施設などを空爆し、イランは即日、無人航空機(ドローン)による報復攻撃に踏み切りました。武力衝突の拡大が懸念され、イランの核開発を巡る米国との交渉の行方は、いっそう不透明になっています。事態が緊迫する中、中東情勢は混迷を深めています。
イスラエルのネタニヤフ首相は成果を強調していますが、なぜ、このタイミングで攻撃に踏み切ったのでしょうか。イランとしても、革命防衛隊のトップの司令官が殺害されるなど前例のない打撃を受け、国内では衝撃が広がっています。報復がさらに大規模化する恐れがあり、全面的な軍事衝突に発展することも危惧されています。こうした事態に米国はどういう姿勢で交渉に臨むのでしょうか。背景とともに詳しく報じています。(1面、2面、3面)