朝日新聞・4/20【イチ押シ】「私の笑顔を返して」サリドマイド、被害者は訴える(医療面) 発信者:武井 三聡子(編集局)

サリドマイド薬害で被害を受けた人の平均年齢が、60歳を超えました。睡眠薬や胃腸薬として販売され、妊婦がのむと障害のある子どもが生まれる事例が相次いで報告されました。しかし、日本では回収が遅れました。62歳になった男性は「国は薬害から何も学んでいない」との思いから、自身の経験を講演で話すようになりました。1950年代から60年代に起きたサリドマイド薬害の実態を報告します。