毎日新聞・5月24日付朝刊「今日のイチオシ!」編集局次長 古本陽荘

【ミャンマー発 薬物猛威】ミャンマーで国軍がクーデターを起こした後、北東部シャン州は無法地帯と化しました。今は違法薬物の製造拠点となり、隣国タイや日本、中国などにここで製造された薬物が密輸されているとみられています。タイでは錠剤型覚醒剤1錠の末端価格は35バーツ(約147円)まで下落。10代前半の子どもたちが運び屋にされている実態も浮かび上がってきました。ミャンマーとの国境に近いタイの街から報告します。(3面)