毎日新聞・5月15日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集局次長 男沢和彦

【ハクション議連に150人 花粉症対策「票に直結」】日本人の4人に1人が花粉症といわれる中、超党派の「花粉症対策議員連盟」(通称・ハクション議連)が本格始動しています。岸田文雄首相が対策に意欲を示し、スギ林の伐採を拡大する政策に、23年度補正予算から60億円が捻出されました。ある議員は「対策は票に直結する」と漏らします。スギの伐採と花粉が少ない品種への植え替えは本当に効果があるのでしょうか。新たなリスクはないのでしょうか。記者が東京の山を歩きました。(一、三面)