毎日新聞・4月30日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集制作センター長・猪飼順

【為替介入か 5円超乱高下の円相場 円安への懸念続く】

 29日の外国為替市場は大荒れとなりました。円相場は一時、160円台まで下落し、約34年ぶりの円安水準を更新。その後一気に円が買われ、一時は5円超も円高に振れました。市場では政府・日銀による為替介入の可能性も指摘されています。しかし、日米の金利差が縮まらない限り、円安傾向は今後も続きそうで、経済界からは消費などへの悪影響を懸念する声が上がっています。(1、3面)