毎日新聞・2月7日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集編成局次長 中田卓二

【災害廃棄物244万㌧ 石川県推計】石川県は6日、能登半島地震で損壊した建物の解体で発生する災害廃棄物が推計244万㌧に上ると発表しました。県内の年間ごみ排出量の約7年分に相当します。被害が大きい珠洲市など奥能登の4市町に限ると59年分です。県は2025年度末までに処理を完了することを目指し、費用のほとんどは国が実質的に負担します。ただ、奥能登の住民からは「回収業者がなかなか来てくれない」など不安の声も上がっています。(1面、社会面)