毎日新聞・1月10日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集編成局次長 鮎川耕史

【「卒業者」の復帰 霞が関に広がる?】 中途退職した元官僚を「アルムナイ(卒業者)」と呼び、霞が関の省庁との関係を維持させようとするネットワークづくりが始まっています。アルムナイを有望な人材として再雇用するのは転職が活発な米国の企業などでは一般的で、近年では日本の企業でも増えつつあります。若手の離職が深刻化し、中途採用の門戸を広げる霞が関でも、人材の新しい循環が広がるのでしょうか。(1面、3面)