朝日新聞【イチ押し】水失い 原発に何かあれば(1、2面) 発信者:稲田 信司(編集局)

ウクライナ南部ヘルソン州のカホウカ・ダムの決壊により、ドニプロ川上流に広がる巨大な貯水池から大量の水が消えました。その現場に入った記者が川の対岸に目にしたのは、ロシア軍が占拠するザポリージャ原発でした。停止中の原子炉の冷却水は、この貯水池を水源としています。地元の住民は「原発に何かあれば、私たちは死んでしまう。でも他に行くあてはない」と、不安を募らせています。迫真の現場ルポをお伝えします。