毎日新聞・きょうのイチオシ! 6月7日朝刊 コンテンツ編成センター長・猪飼順

【会期末まで2週間 くすぶる解散論】

 通常国会は21日の会期末まで2週間となり、与野党の攻防が激化しています。立憲民主党など野党は、法案を巡って委員長解任決議案や閣僚の問責決議案を相次いで提出する「日程闘争」にかじを切っています。岸田文雄首相が会期末に衆院解散に踏み切るとの観測が根強くある中、立憲は解散を「誘発」しかねない内閣不信任決議案の提出も検討しており、終盤国会は緊迫の度合いを増しています。(12版から5面)