毎日新聞・4月1日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集編成局次長・木戸哲

政府は31日、「異次元の少子化対策」のたたき台を公表しました。男性の育休取得率向上策や児童手当の支給対象の拡大、高等教育の奨学金の拡充などに3年間で集中的に取り組むとしています。

 たたき台の作成過程では、4月の統一地方選や衆参補選に向けて有権者にアピールしたい自民党からさまざまな要求が出されて議論が混乱。政府は担当大臣の「試案」との位置付けで収拾を図りました。財源議論は国民の負担増に直結するため表だった議論は避けられてきましたが、社会保険料を引き上げる検討が始まっています。

 紙面ではこうした動きを深掘りし、専門家の見方も紹介しているほか、2面には政府の対策の問題点を指摘した専門編集委員のコラムも掲載しています。12版から1面、3面)