朝日新聞【イチ押し】新年の花火 照らした亀裂 多和田葉子のベルリン通信 文化面 発信者:吉村 千彰(編集局)

ベルリンの年明けは大量の爆竹と打ち上げ花火で、にぎやかを通り越して消防隊員が出動する事態になったようです。ベルリン在住の小説家で詩人の多和田葉子さんがコラムで伝えます。警官や消防隊員に向けて投げつけられた爆竹から感じられる社会のヒビ。ロシアによるウクライナへの侵攻の影響を大きく受けているベルリンでは、多和田さんが通っていた太極拳学校も閉鎖されました。社会に亀裂が入るときとは・・・。危うい年の始まりを、静かにみつめる多和田さんがいます。