毎日新聞・12月18日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集編成局次長・木戸哲

【学校を休んでCOP27に参加した高校生】

 

 たった一人で座り込んで温暖化防止を訴えたスウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリさんのように、気候変動対策の強化を求める運動が日本の若者の間にも広がりつつあります。何が若い世代を突き動かしているのでしょうか。日曜朝刊1面大型インタビュー「池上彰のこれ聞いていいですか?」のお相手は、足立心愛さん(17)。エジプトで11月に開かれた国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)に、学校を休んで参加した名古屋の高校2年生です。「おじさんの立場から見ると、最近の若い人は対立や摩擦をなるべく避けたい風潮があるようですが、実際はどうですか?」。池上さんの率直な質問に、足立さんはなんと答えたでしょうか。(12版から1面、3面)