毎日新聞・8月29日付朝刊「きょうのイチオシ!」    編集編成局次長・平地修

【連載「揺れるトルコ① シリア難民『送還』強行】シリアの内戦本格化に伴う難民受け入れに当初は積極的だったトルコのエルドアン政権。しかし、国内経済が傾く中で難民の保護が負担となり、今では多くの難民が強制的にシリアに送還されています。記者が国境近くの町から、何が起きているのかを詳しくリポートしました。連載「揺れるトルコ」では、ロシアのウクライナ侵攻以降、両国の仲介に乗り出すなど国際的な存在感を高めるトルコで、総選挙を前にしたエルドアン政権が難民や外交などあらゆる政策を転換し、国内が大きく揺れ動いている現状を報告します。(12版から1、3面)