毎日新聞・6月6日付朝刊「今日のイチオシ!」    編集局次長・平地修

【身構えるフィンランド 射撃訓練「来てはならぬ日に備え」】ロシアと1300キロにわたり国境を接するフィンランド。ロシアのウクライナ侵攻後、有事に備え射撃訓練に参加する人が全土で急増しています。首都ヘルシンキでは、敵の攻撃の際に市民が逃げ込めるシェルターとなる地下施設が5500カ所に上り、大国の脅威と常に向き合ってきた苦悩が浮かびます。記者が現地を歩き、リポートしました。(12版から1、3面)