毎日新聞・5月30日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集編成局次長・木戸哲

【人の脳と機械をつなぐ新技術】

 

全身の筋肉が徐々に動かなくなる難病「筋萎縮性側索硬化症」(ALS)。症状が進行すると、患者は意識や思考能力があるのに全ての筋肉を動かせなくなり、周囲に自分の意思を何も伝えられなくなることがあります。こうした患者と家族らがコミュニケーションを取れるよう、大阪大の研究チームは、患者の頭部に小型の脳波計を埋め込んで文字入力につなげる治験を計画しています。人の脳と機械をつないで連動させるSFのような新技術が医療にも応用されつつある現状を伝える連載「拡張する脳」がスタートしました。(12版から1面、3面)