毎日新聞・4月13日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集編成局次長 麻生幸次郎

【部活クライシス】「学校教育」の一環として根付いてきた部活動が、危機に瀕しています。土日も早朝も夜も部活に携わってきた中学の吹奏楽顧問の男性教諭は、子どものそばにいないのが当たり前の父親になっていました。ワンオペで育児を担う妻と話し合った末、「先生の代わりはいても、親の代わりはいない」と、7年にわたる部活顧問としての仕事に終止符を打ち、部活のない小学校へ異動することにしました――。教員の全員顧問制、生徒の全員参加制といった慣例や制度も今やひずみをもたらしています。教員の長時間労働や少子化を踏まえ、部活のあり方を考える長期シリーズをスタートしました。(12版から1面・3面)