毎日新聞・4月7日付朝刊「今日のイチオシ!」 デジタル編集本部次長・小坂大

【変化への対応遅れ 退潮ぶり際立つ百貨店】

 文化や流行の発信地として一時代を築いた百貨店の衰退が鮮明となっています。各地で閉店が相次ぎ、山形県と徳島県では「空白県」となり、赤字の西武・そごうは売却となりそうです。人々の価値観やライフスタイルが多様化しましたが、百貨店は変化への対応が遅れました。このまま日本から姿を消してしまうのでしょうか。百貨店が全盛だったころの懐かしい写真や低迷に至った経緯を振り返りながら、生き残りへの模索をリポートします。(12版から3面)