毎日新聞「今日のイチオシ!」3月22日付朝刊 編集編成局次長・坂口佳代

【鉄道脱炭素の試み 線路脇・廃線に太陽光電池や風力発電】

 線路脇ののり面に太陽電池、「鉄道林」沿いに風力発電を整備できれば原発3基分の発電出力になる。電気を売って収益を確保し、赤字ローカル路線の解消につなげたい――。そんな構想が動き出しました。政府と鉄道会社が検討会を発足させ、22年度内に具体策をまとめます。太陽光発電は山間部の設置を巡ってトラブルが多発しており、線路の方が利点が多いと言います。背景を含め、詳しくお伝えします。(2面、12版から)