朝日新聞【イチ押シ】1面3面 トンガ噴火は「気象津波」か 海底地形も影響?

 

南太平洋のトンガ諸島で15日に発生した海底火山の大規模噴火で、日本列島に押し寄せた謎の「津波」が議論を呼んでいます。ふつうの津波は地震や噴火で海水が大きく動くことで生じますが、今回の潮位変化は「タイプが異なる」と気象庁が発表しました。専門家は、激しい噴火による空気の振動(空振)が波を起こし、太平洋を横断する間に増幅されたと説明するなど、複数の要因が重なった可能性を指摘しています。