毎日新聞・1月6日付朝刊「今日のイチオシ!」 

【外国政府の意図探る 国、AI活用本格化】

 

公開情報を突き合わせて調査・分析する手法「オシント」を駆使する企業や市民の動き、そしてデジタル上の偽情報とそれへの対抗策を描いてきた連載企画「オシント新時代」の最終回は、公安調査庁、防衛省、外務省など日本の官庁の「オシント」を巡る第一線の現場をルポしました。膨大な情報量を扱うだけに人工知能(AI)は不可欠で、集めた情報を総合的に分析する人材も必要ですが、一方で省庁の縦割りの弊害で連携が十分でないなど課題も浮かび上がりました。欧米諸国に比べて立ち遅れた日本のインテリジェンスの現状を追いました。(12版から1面、3面)