朝日新聞【イチ押し】国際面に南アフリカ元大統領・デクラーク氏「評伝」

白人政権の最後の大統領として、アパルトヘイト(人種隔離)政策廃止へと導き、故ネルソン・マンデラ氏とともにノーベル平和賞を受賞した南アフリカの元大統領、フレデリク・デクラーク氏が亡くなりました。もとはアパルトヘイトを推進する与党議員だったが、大統領に就任した翌1990年にマンデラ氏を釈放、91年に制度の関連法廃止に導きました。当時取材した松本仁一・元朝日新聞コラムニストが、デクラーク氏の意外な姿、マンデラ氏にかけた思いを紹介します。