毎日新聞・11月8日付朝刊「今日のイチオシ!」

【在留資格がなく無保険の外国人が命の危機】

 

 

在留資格がない外国人が病気になると、命の危険にさらされることがあります。就労もできず、健康保険に加入できないため、重病になると医療費(100%負担)が高額になり、支払えないためです。無保険の場合は自由診療のため、病院側の判断で医療費を設定でき、200300%負担させられる例もあります。富裕層の訪日外国人を想定した「医療ツーリズム」や新型コロナウイルスの影響が拍車をかけているとみられますが、全国の外国人支援団体や医療関係者は「国籍や在留資格の有無で、命を区別していいのか」と訴えます。(12版から1面)