毎日新聞「今日のイチオシ!」11月4日付朝刊

【火力に固執 日本逆風】

 

 英国で開催中の国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)の首脳級会合で、岸田文雄首相は、火力発電のアジアでの重要性を挙げ、新技術の活用で温室効果ガスの排出を抑える方針を表明しました。火力発電の全廃を求める欧州との溝は広がったままで、環境団体からも批判が噴出。気候変動対策に後ろ向きな国に贈る「化石賞」に日本が選ばれました。会議の成果と課題、また岸田首相が0泊2日の強行日程で参加した理由などを詳しくお伝えします。(1、3面、12版から)