【朝日新聞・イチ押し】教育・科学面に「mRNAワクチン 開発の裏側」

新型コロナウイルスのワクチンは、過去のあらゆるワクチンに比べて驚くほどの迅速さで製品化されました。活用されたのは、m(メッセンジャー)RNAです。mRNAをワクチンや薬で使う発想は30年以上前からありましたが、ハンガリー出身の研究者カタリン・カリコ氏らが、mRNAに「ある工夫」を加える技術を開発して実現への道を開きました。その工夫とは。mRNAの可能性とは。カリコ氏と共同研究をした日本人研究者の話を交えて、解説します。