「今日のイチオシ!」  9月16日付毎日新聞朝刊 

【岩手の現実は「老老復興」 被災地が直面する高齢化の実態とは】

 

東日本大震災から10年半が経過しました。全国的な課題になっている人口減少は、特に東北の被災地で顕著になっています。岩手県沿岸12市町村では、人口が震災前より約4万7000人減り、減少幅が突出しています。地域の高齢者向け送迎車の担い手の多くは60代以上で、高齢者の暮らしを支えるボランティアも高齢者という「老老復興」が現実になっています。(12版から、3面)