3月23日付毎日新聞朝刊 「今日のスクープ!」

【米軍高度基準「ヘリは適用外」 米軍見解、日本側と相違】

★日米地位協定の課題を追及するシリーズ「特権を問う」。けさの朝刊では、米軍ヘリが首都や沖縄上空で繰り返している低空飛行について、新たに判明した問題をお伝えします。日米両政府は1999年、米軍機の訓練に日本の航空法が定める最低安全高度を適用することで合意しました。しかし今回、在日米軍司令部は毎日新聞の取材に対し、「ヘリは適用外」との見解を示しました。一方で、日本の外務省は「合意の対象」と、異なる説明をしており、専門家は「日米合意に穴が空いている」と問題視します。住民の安全が守られるよう、取材班は今後も低空飛行問題を追及していきます。

 

(12、13版社会面、14版1面)