「毎日新聞・今日のイチオシ!」 3月11日付朝刊

【東日本大震災10年 人口減 進む悪循環】

 

 東日本大震災で大きな被害を受けた岩手、宮城、福島の被災3県では、この10年で人口が4・3%減りました。市町村別では宮城県女川町が37%減と、全国で最も高い減少率となっています。学校の統廃合、スーパーや医療機関、娯楽施設の撤退。地域の核となる場所がなくなれば、コミュニティーの維持は難しくなります。危機感を募らせる自治体は「関係人口」の増加に期待を寄せます。被災地の現状をお伝えします。(3面、12版から)