【朝日新聞・イチ押し】医療面で「心不全パンデミック」

「心不全パンデミック」という言葉をご存じですか。息切れ、むくみ、だるさ――。高齢社会を反映して、こうした症状を訴える心不全の患者さんが爆発的に増えていることを、感染症の急拡大になぞらえて、こう呼ぶそうです。この20年で21万人から34万人に急増しています。たかが、息切れと侮ることなかれ。放置して緊急入院、治療が必要になる人もいます。毎週水曜日に組まれる医療面では、気になる病気の対処方を取り上げる特集や、読者から寄せられた医療相談に専門医が回答する「どうしました」で、医療、健康に関する最新の情報をお届けしています。