2024年

4月

16日

朝日新聞・4/16【イチ押し】引退した競走馬 救いたい(社会総合面) 発信者:小澤 香(編集局)

引退した競走馬を支えようと、競馬業界全体が今春、一時預かり事業を始めることになりました。引退する競走馬は年6千頭。馬の寿命は25歳とされますが、一般的に3~6歳で引退すると行き先が見つかることはまれなようです。引退馬を取り巻く現実と支援事業の課題をさぐりました。

2024年

4月

16日

朝日新聞・4/16【スクープ】グーグルがヤフーに広告制限/配信させぬ契約疑い 公取委調査(1面、社会面) 発信者:小澤 香(編集局)

ネット利用者が何かを検索すると、その内容に関連する広告を画面に表示させる仕組みを「検索連動型広告」と言います。検索サイトの最大手、米グーグルが旧ヤフー(現LINEヤフー)との間でヤフー側の検索連動型広告を制限する内容の契約を結んでいたことが、公正な市場競争をゆがめた疑いがあるとして、公正取引委員会が調査していることがわかりました。調査を受けてグーグルは自主改善策を講じる「確約計画」を提出し、公取委がそれを判断することになるそうです。

2024年

4月

16日

毎日新聞・4月16日付朝刊「今日のイチオシ!」編集局次長 木村哲人

【岸田首相襲撃1年、厳戒警護もろ刃の剣/手荷物に金属探知機、財布の中身チェック】

 

 和歌山市で岸田首相に爆弾が投げつけられた1年前の事件では、警護態勢の甘さが浮き彫りになりました。聴衆のチェックは不十分で、手荷物検査もしていませんでした。警察幹部は「ささいな失敗も許されない」とし、要人警護の現場で試行錯誤が続いています。

 衆院島根1区補選を控え、島根県雲南市の屋外駐車場で3月にあった演説会には、自民党の小渕優子選対委員長が訪れていました。聴衆はハンディー型の金属探知機で手荷物検査を受け、「検査済み」を表すシールを衣服に張られました。同じく補選に絡み、3月に松江市のホテルで自民党の茂木敏充幹事長が参加した会議では、出席者は党の関係者数十人に限られていましたが、警察官が財布の中身まで調べようとする徹底ぶりに、出席者が声を荒らげる一幕もありました。(社会面)

 

2024年

4月

16日

朝日新聞・4/14「準備のデッドライン越えた」 万博まで1年(1、2面)

大阪・関西万博の開幕まで、あと1年となりました。ところが、聞こえてくるのは、パビリオンの建設が間に合わないなど、開幕に向けた課題ばかり。いったい何が起きているのでしょうか。予定されている展示やイベントなどの情報もあわせて詳しくリポートしています。

2024年

4月

14日

毎日新聞・4月14日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集局次長 坂本高志

【熊本地震8年】観測史上初めて最大震度7の激震に2度襲われ、熊本、大分の両県で災害関連死を含む276人が亡くなった2016年4月の熊本地震から14日で8年です。ピーク時は4万7800人に上った仮設住宅の入居者数は23年3月末でゼロとなりました。一方で、今年1月の能登半島地震など、熊本地震以降も各地で災害が続く中、医療的なケアが必要な被災者と家族の避難態勢が整っていない社会の課題が残されています。(1面、社会面)

2024年

4月

16日

朝日新聞・4/16【イチ押し】引退した競走馬 救いたい(社会総合面) 発信者:小澤 香(編集局)

引退した競走馬を支えようと、競馬業界全体が今春、一時預かり事業を始めることになりました。引退する競走馬は年6千頭。馬の寿命は25歳とされますが、一般的に3~6歳で引退すると行き先が見つかることはまれなようです。引退馬を取り巻く現実と支援事業の課題をさぐりました。

2024年

4月

16日

朝日新聞・4/16【スクープ】グーグルがヤフーに広告制限/配信させぬ契約疑い 公取委調査(1面、社会面) 発信者:小澤 香(編集局)

ネット利用者が何かを検索すると、その内容に関連する広告を画面に表示させる仕組みを「検索連動型広告」と言います。検索サイトの最大手、米グーグルが旧ヤフー(現LINEヤフー)との間でヤフー側の検索連動型広告を制限する内容の契約を結んでいたことが、公正な市場競争をゆがめた疑いがあるとして、公正取引委員会が調査していることがわかりました。調査を受けてグーグルは自主改善策を講じる「確約計画」を提出し、公取委がそれを判断することになるそうです。

2024年

4月

16日

毎日新聞・4月16日付朝刊「今日のイチオシ!」編集局次長 木村哲人

【岸田首相襲撃1年、厳戒警護もろ刃の剣/手荷物に金属探知機、財布の中身チェック】

 

 和歌山市で岸田首相に爆弾が投げつけられた1年前の事件では、警護態勢の甘さが浮き彫りになりました。聴衆のチェックは不十分で、手荷物検査もしていませんでした。警察幹部は「ささいな失敗も許されない」とし、要人警護の現場で試行錯誤が続いています。

 衆院島根1区補選を控え、島根県雲南市の屋外駐車場で3月にあった演説会には、自民党の小渕優子選対委員長が訪れていました。聴衆はハンディー型の金属探知機で手荷物検査を受け、「検査済み」を表すシールを衣服に張られました。同じく補選に絡み、3月に松江市のホテルで自民党の茂木敏充幹事長が参加した会議では、出席者は党の関係者数十人に限られていましたが、警察官が財布の中身まで調べようとする徹底ぶりに、出席者が声を荒らげる一幕もありました。(社会面)

 

2024年

4月

16日

朝日新聞・4/14「準備のデッドライン越えた」 万博まで1年(1、2面)

大阪・関西万博の開幕まで、あと1年となりました。ところが、聞こえてくるのは、パビリオンの建設が間に合わないなど、開幕に向けた課題ばかり。いったい何が起きているのでしょうか。予定されている展示やイベントなどの情報もあわせて詳しくリポートしています。

2024年

4月

14日

毎日新聞・4月14日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集局次長 坂本高志

【熊本地震8年】観測史上初めて最大震度7の激震に2度襲われ、熊本、大分の両県で災害関連死を含む276人が亡くなった2016年4月の熊本地震から14日で8年です。ピーク時は4万7800人に上った仮設住宅の入居者数は23年3月末でゼロとなりました。一方で、今年1月の能登半島地震など、熊本地震以降も各地で災害が続く中、医療的なケアが必要な被災者と家族の避難態勢が整っていない社会の課題が残されています。(1面、社会面)

2024年

4月

16日

朝日新聞・4/16【イチ押し】引退した競走馬 救いたい(社会総合面) 発信者:小澤 香(編集局)

引退した競走馬を支えようと、競馬業界全体が今春、一時預かり事業を始めることになりました。引退する競走馬は年6千頭。馬の寿命は25歳とされますが、一般的に3~6歳で引退すると行き先が見つかることはまれなようです。引退馬を取り巻く現実と支援事業の課題をさぐりました。

2024年

4月

16日

朝日新聞・4/16【スクープ】グーグルがヤフーに広告制限/配信させぬ契約疑い 公取委調査(1面、社会面) 発信者:小澤 香(編集局)

ネット利用者が何かを検索すると、その内容に関連する広告を画面に表示させる仕組みを「検索連動型広告」と言います。検索サイトの最大手、米グーグルが旧ヤフー(現LINEヤフー)との間でヤフー側の検索連動型広告を制限する内容の契約を結んでいたことが、公正な市場競争をゆがめた疑いがあるとして、公正取引委員会が調査していることがわかりました。調査を受けてグーグルは自主改善策を講じる「確約計画」を提出し、公取委がそれを判断することになるそうです。

2024年

4月

16日

毎日新聞・4月16日付朝刊「今日のイチオシ!」編集局次長 木村哲人

【岸田首相襲撃1年、厳戒警護もろ刃の剣/手荷物に金属探知機、財布の中身チェック】

 

 和歌山市で岸田首相に爆弾が投げつけられた1年前の事件では、警護態勢の甘さが浮き彫りになりました。聴衆のチェックは不十分で、手荷物検査もしていませんでした。警察幹部は「ささいな失敗も許されない」とし、要人警護の現場で試行錯誤が続いています。

 衆院島根1区補選を控え、島根県雲南市の屋外駐車場で3月にあった演説会には、自民党の小渕優子選対委員長が訪れていました。聴衆はハンディー型の金属探知機で手荷物検査を受け、「検査済み」を表すシールを衣服に張られました。同じく補選に絡み、3月に松江市のホテルで自民党の茂木敏充幹事長が参加した会議では、出席者は党の関係者数十人に限られていましたが、警察官が財布の中身まで調べようとする徹底ぶりに、出席者が声を荒らげる一幕もありました。(社会面)

 

2024年

4月

16日

朝日新聞・4/14「準備のデッドライン越えた」 万博まで1年(1、2面)

大阪・関西万博の開幕まで、あと1年となりました。ところが、聞こえてくるのは、パビリオンの建設が間に合わないなど、開幕に向けた課題ばかり。いったい何が起きているのでしょうか。予定されている展示やイベントなどの情報もあわせて詳しくリポートしています。

2024年

4月

14日

毎日新聞・4月14日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集局次長 坂本高志

【熊本地震8年】観測史上初めて最大震度7の激震に2度襲われ、熊本、大分の両県で災害関連死を含む276人が亡くなった2016年4月の熊本地震から14日で8年です。ピーク時は4万7800人に上った仮設住宅の入居者数は23年3月末でゼロとなりました。一方で、今年1月の能登半島地震など、熊本地震以降も各地で災害が続く中、医療的なケアが必要な被災者と家族の避難態勢が整っていない社会の課題が残されています。(1面、社会面)

2024年

4月

13日

朝日新聞・4/13【イチ押し】2050年、44%が一人暮らし 発信者:田村 隆昭(編集局)

急速な人口減が進む日本。2050年には一人暮らしの割合が44・3%に達するという推計が発表されました。識者は、孤立して老後の生活が困窮する人々が増えていくことを懸念しています。

2024年

4月

13日

毎日新聞・4月13日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集局次長 古本陽荘

【高齢単身者世帯 2割超 2050年国推計】国立社会保障・人口問題研究所が、世帯数の将来推計を発表しました。2050年には65歳以上の高齢者世帯が全世帯の20・6%に達するという見通しを示しました。未婚者が増えていることが背景にあります。一方で、高齢者が住まいを探すのは難しくなっており、対策が急務になっています。(1面、総合面)

2024年

4月

12日

朝日新聞・4/12【スクープ】東京都、「五輪談合」で指名停止中の博報堂・電通と随意契約 発信者:阿久津 篤史(編集局)

東京オリンピックをめぐる談合事件を受けて入札指名停止とした広告大手・博報堂と電通に、東京都が計約13億円の事業を発注していたことがわかりました。都は「他社に代替できない事業で法令上問題ない」と説明していますが、指名停止の実効性を疑問視する意見も出ています。

2024年

4月

12日

朝日新聞・4/12【イチ押し】若貴と一時代 曙、礼節の心 愛された「敵役」(スポーツ面) 発信者:阿久津 篤史(編集局)

大相撲で史上初めて外国出身横綱となった曙太郎さんが死去しました。54歳でした。優勝通算11度。3代目若乃花、貴乃花らとともに平成の大相撲人気を支えました。「強さは小錦、心は高見山」とも言われ、貴乃花さんも追悼のコメントを発表しました。

2024年

4月

12日

毎日新聞・4月12日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集局次長・堀雅充

【包丁突きつけられても「自分が悪い」 妻のDV受け続けた男性の呪縛】

 携帯電話のメモリーに入っている女性の電話番号をすべて無断で削除され、帰宅が遅いと玄関前に立たされ、生活用品が切れていると「クズ」と罵倒され、理由もなく包丁を突きつけられ――。四国地方に住む30代の男性は、これが妻からのDV(家庭内暴力)と気付くのに5年もかかりました。

 

 「自分が悪いから怒られる。もっと頑張らないと」と思い、義父母からも「男が我慢すべき」と言われました。「家庭内の悩みを誰かに話すという選択肢はなかった」と男性は振り返ります。実は女性からDVを受ける男性は年々増えています。その実態と課題について深掘りしました。(社会面)

2024年

4月

11日

朝日新聞・4/11【イチ押し】下野時代、徹底して失政追及 久米晃・自民元事務局長(総合4) 発信者:野瀬 輝彦(編集局)

野党が「受け皿」になるうえで、必要な選挙戦略とは何でしょうか。長年にわたり自民党職員として選挙対策を担い、2012年の政権奪還にも関わった久米晃氏(現選挙・政治アドバイザー)に、自民に脅威となる野党の選挙戦略を聞きました。

2024年

4月

11日

朝日新聞・4/11【イチ押し】突然の落雷事故、身を守るには(社会総合面) 発信者:野瀬 輝彦(編集局)

突然の落雷事故をどのように防げばいいのでしょうかーー。宮崎市のグラウンドで3日に起きた落雷事故では、生徒18人が救急搬送されるなどしました。事故から1週間。各地で新学期も始まる中、スポーツ庁などが学校現場に落雷への注意を呼びかけています。

2024年

4月

11日

毎日新聞・4月11日付朝刊「今日のイチオシ!」 統括社会部長 長谷川豊

【有名人になりすました広告が横行/SNS投資詐欺被害深刻】 著名人の画像や名前を使ってSNSで投資を呼びかけるといった「なりすまし広告」によって現金を振り込ませてだまし取る被害が深刻になっています。10日には衣料通販大手「ZOZO」創業者の前沢友作さんや実業家の堀江貴文さんらが自民党本部で開かれた勉強会に出席し、無断で画像を使われている実態を訴えました。SNS型投資詐欺の2023年の被害は2271件、総額約277億9000万円に上っており、法規制を求める声が高まっています。(社会面)

2024年

4月

10日

朝日新聞4/10【イチ押し】 耕論:「日本人」を決めるのは(オピニオン面) 発信者:友野 賀世(編集局)

外国出身の女性が「ミス日本」に選ばれ、「日本人らしくない」と中傷する声が上がりました。「日本人らしさ」とは? 「日本人」を決めるものは、国籍? 血統? それとも見た目? 社会学者と、外国出身で日本で長く暮らす2人の計3人が、それぞれに論じます。

2024年

4月

10日

毎日新聞・4月10日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集局次長 男沢和彦

【コモンエイジ 自治体事業に決済大手】

 埼玉県鶴ケ島市の焼き鳥店で先月上旬、突如お客さんの行列が出来ました。1日1000本の売り上げが、3月は2000本近くに増えました。大繁盛を招いたのは鶴ケ島市が国の物価高対策の交付金を使った「生活者応援キャンペーン」です。背景を探ると、キャッシュレス決済を利用した地域振興の難しさが見えてきました。

 

2024年

4月

09日

毎日新聞・4月9日付朝刊「今日のイチオシ!」編集局次長 古本陽荘

【ダブルケア もっと議論を 国民民主、あすにも支援法案提出】子育てと家族の介護が重なる「ダブルケア」。政府が「ダブルケアの問題の実態について調査を行い、負担軽減の観点から対策の検討を進める」と文書で示したのは2015年6月でした。ダブルケアは女性に負担が偏り社会進出を阻んでいるという文脈からでした。それから9年。ダブルケアの負担軽減のための支援推進法案を国会に提出するのは与党ではなく、野党の国民民主党でした。(社会面)

2024年

4月

09日

朝日新聞・4/8【イチ押し】いじめ事件で進む「学・警連携」(1面・社会面) 発信者:林 望(編集局)

昨年、いじめに関連して小中高生が摘発・補導された事件が過去10年で最多になりました。深刻で複雑になるいじめの実態を踏まえ、文部科学省が学校と警察の連携を促していることが背景にありそうです。しかし、学校の先生たちは警察に頼ることへの戸惑いや抵抗も抱えています。こどもの命や尊厳を守るための模索が続いています。

2024年

4月

09日

【スクープ】機能性食品 被害報告メール 政府検討 因果関係不明でも(1面) 発信者:福間 大介(編集局)

小林製薬の「紅麴」サプリ問題を受け、政府は、機能性表示食品の届け出事業者に対し、健康被害があった場合、食品との因果関係が不明でも被害を報告するよう求める新たなルールの検討に入りました。あわせて、違反した場合は機能性表示食品として販売できない仕組みの導入を検討する方向です。

2024年

4月

09日

朝日新聞・4/9【イチ押し】サプリメント 食品だから安全? 島根大 大野教授に聞く(くらし面) 発信者:福間 大介(編集局)

小林製薬の「紅麴」サプリの健康被害が相次ぐなか、世の中にたくさんある「サプリメント」は本当に安全なのかどうかと不安に思っている方も多いと思います。本当に安全なのでしょうか。何に気をつければよいのでしょうか。健康食品の問題に詳しい島根大の大野智教授に聞きました。

2024年

4月

08日

毎日新聞・4月8日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集局次長・堀雅充

【ガザ戦闘半年/飢餓、餓死が現実になる恐れ】

 イスラエルと、パレスチナ自治区ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスの戦闘は、7日で半年になりました。「すべてが限界を超えています」。ガザ地区の最南部ラファに先月入った国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の保健局長で医師の清田明宏さんは、電話取材にそう語りました。清田さんによると、南部にあるUNRWAの各学校には市民3~4万人が殺到。トイレは900人に一つ、シャワーは5000人に一つしかなく、不衛生な環境から、A型肝炎や下痢、呼吸器感染症などがまん延しているといいます。

 

 食料不足も深刻で、国連の機関は先月の報告書で激戦地となったガザ北部で5月末までに、南部など他の地域でも7月までに飢饉(ききん)となる可能性があると指摘しました。記事ではその理由や背景事情を詳しく紹介しています。(三面)

2024年

4月

08日

朝日新聞・4/7【イチ押し】ガザ深まる絶望(1面) 発信者:武井 三聡子(編集局)

イスラエル組織ハマスの奇襲に端を発したイスラエル軍のパレスチナ自治区ガザへの報復攻撃が始まってから、7日で半年となります。避難民ら150万人が身を寄せるラファの状況を、朝日新聞通信員が報告しました。

2024年

4月

07日

毎日新聞・4月7日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集局次長 男沢和彦

【迫る/「幽霊大国」英国 光と影 魔術・オカルト高まる関心】

 英国で幽霊が「出る」スポットをめぐるツアーが人気です。「ハリー・ポッター」原作者の母校では「魔法・オカルト学」研究に修士号を与えるコースが開設予定です。文豪シェークスピアもディケンズも幽霊を書きました。なぜ英国人は怪談を好むのか。ファンタジーだけではない歴史をたどり、英国文化の奥に迫ります。(一、三面)

 

2024年

4月

06日

朝日新聞・4/6【イチ押し】桜満開「HANAMI」に変化 インバウンド効果は1130億円(社会面) 発信者:阿久津 篤史(編集局)

各地で桜の花が見頃を迎えています。新型コロナウイルス感染症が感染症法上の5類に移行して初めてのシーズンで、「HANAMI」を楽しむ外国人観光客も多く、訪日外国人の花見への総支出額は約1130億円との試算もあります。一方、日本人に目を移すと、時には1人でゆっくり花をめでるなど、花見の楽しみ方は多様化しているようです。

2024年

4月

06日

毎日新聞・4月6日付朝刊「今日のイチオシ!」 統括社会部長 長谷川豊

【静岡県の川勝知事が職業差別発言を撤回/「当選重ね権威主義に」との指摘も】 職業差別と受け止められる発言をした後に辞職を表明した静岡県の川勝平太知事が5日、「不愉快な思いをした人がいるのは誠に申し訳なく、おわび申し上げる」と述べ、発言を撤回しました。これまでも問題発言があった川勝氏は4度の当選を重ねています。コミュニケーションの専門家は「いつしか周りを下に見ることが習慣付いてしまったのかもしれない」と話します。(社会面)

2024年

4月

05日

朝日新聞・4/5【イチ押し】PTA退会「図書館実費負担を」埼玉の県立高校(社会総合面) 発信者:小澤 香(編集局)

親がPTAに入っていない子どもは学校の図書館を使うのに実費を払ってください――。学校現場でこんなケースが出てきているそうです。公費の代わりにPTA費でまかなってきた図書やエアコンの費用などをどういう仕組みで負担してもらうか、議論が広がっています。

2024年

4月

05日

朝日新聞・4/5【スクープ】利上げ判断 夏から秋にも 日銀総裁単独インタビュー 発信者:林 望(編集局)

11年に及んだ「異次元」金融緩和の転換に踏み切ったばかりの日銀の植田和男総裁が朝日新聞の単独インタビューに応じました。マイナス金利の解除に続き、さらなる利上げはあるのか。そのための条件は。私たちの暮らしにも大きく影響する問題について、踏み込んで語っています。

2024年

4月

05日

毎日新聞・4月5日付朝刊「今日のイチオシ!」編集局次長・木村哲人

【離党の世耕氏 窮地、衆院くら替え巡り 二階氏と暗闘】

 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡り、離党勧告を受けて離党した世耕弘成前参院幹事長が窮地に追い込まれています。以前から衆院議員へのくら替えも視野に、首相就任への意欲を見せてきましたが、状況は厳しさを増しています。背景には、同じ和歌山を地盤とする二階俊博元幹事長との暗闘が見え隠れします。

 和歌山県の自民関係者は「世耕さんは衆院選に無所属で出てくることもあるかもしれんよ。無所属で出るのは自由やからね」と推測しています。(内政面)

 

2024年

4月

04日

朝日新聞・4/4【イチ押し】労働減らすと 患者の命が(2面) 発信者:西山 公隆(編集局)

4月から始まった「医師の働き方改革」。医師の働き過ぎを防ぎ、健康を守ることで医療の質を担保するのが目的です。ですが、医師としての使命との間で悩む人もいます。現状と課題を追いました。

2024年

4月

04日

毎日新聞・4月4日付朝刊「今日のイチオシ!」編集局次長 古本陽荘

【原発 出口なき迷走 処理水汚泥 行き場なく】東京電力福島第1原発の現状を取材するため、記者が施設内に入りました。処理水の海洋放出は昨年8月に始まりましたが、汚染水を処理する過程で取り除いた廃棄物の処理は難航しています。原子炉の溶け落ちた燃料デブリを取り出す作業も進んでいません。廃炉に向けた道筋はまだまだ見えていないのが実情です。(1面、3面)

2024年

4月

03日

朝日新聞・4/3【イチオシ】若者の心に影響?SNSに懸念(教育面) 発信者:武井 三聡子(編集局)

ソーシャルメディアが若者の心の健康に及ぼす悪影響への懸念が、世界で強まっています。SNS利用と摂食障害やうつ病といったメンタルヘルスの問題に関する研究が進み、脳の発達期にある子どもたちが特に影響を受けやすいとの指摘があります。

2024年

4月

03日

朝日新聞・4/3【スクープ】基金事業「企業丸投げ」禁止(1総) 発信者:友野 賀世(編集局)

経済対策の補助金などに使う国の基金事業について、主要業務を企業に委託する例が相次いでいることを受け、経済産業省は公募選定プロセスを見直す方針を固めました。補助金を配る基準の策定や審査を企業に委ねることを事実上禁止するという見直しです。

2024年

4月

03日

毎日新聞・4月3日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集局次長・堀雅充

【開成に入った2年後、息子は死んだ 「なぜ」問い続ける母】

 全国屈指の進学校、私立開成中学3年の男子生徒(当時14歳)が東京都北区の自宅マンションから転落し、亡くなりました。親しい友人も多く、学校では管弦楽部やバスケットボール部、ラグビー部に入って充実した毎日を送っていました。

 死因は当初「自殺」とされましたが、警視庁は途中で「転落死」と変更し、捜査を続けました。しかし結局、真相は解明されませんでした。「原因が今も分からないのは本当につらい。心はずっと、中ぶらりんのままです」。転落死から2日で18年。母が初めて毎日新聞の取材に応じました。(社会面)

 

2024年

4月

02日

朝日新聞・4/2【イチ押し】低反発バット導入 高校野球 新たな時代(スポーツ面) 発信者:西山 公隆(編集局)

高校野球の第96回選抜大会は、反発性能を抑えた新基準バットを使った最初の大会でした。飛距離が落ち、ゴロの球足も遅く見えた計31試合。データや選手らの声から、その変化に迫ります。

2024年

4月

02日

朝日新聞・4/2【イチ押し】コンクリート製造 進むか「脱炭素」(科学面) 発信者:西山 公隆(編集局)

ビルや家屋から橋まで、あらゆる建造物をつくるために欠かせないコンクリート。脱炭素化が難しい素材だと言われていますが、技術革新で解決策が見えてきました。

2024年

4月

02日

毎日新聞・4月2日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集制作センター長・猪飼順

【塩谷・世耕氏 離党勧告へ 自民党裏金事件で39人処分対象】

 自民党は派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた党内処分で、安倍派の座長だった塩谷立元文部科学相と安倍派の参院側トップだった世耕弘成前党参院幹事長を、8段階の処分のうち2番目に重い「離党勧告」とする検討に入りました。党関係者が1日、明らかにしました。処分対象者は計39人で、弁明聴取などを経て4日の党紀委員会で処分内容を決める方向です。

 離党勧告を受けると比例代表への重複立候補ができなくなる上、将来的な復党も難しくなり、対象者の政治生命を大きく左右します。

 塩谷、世耕両氏は安倍派会長だった安倍晋三元首相から現金による還付取りやめを指示されながら、安倍氏の死去後、還付を継続させていた安倍派の2022年幹部会合の出席メンバー。塩谷氏自身の不記載額は234万円にとどまりましたが、最近まで安倍派の対外的トップだった政治的責任を重く見たもようです。

 この幹部会合に出席していた下村博文元文科相、西村康稔前経済産業相についても「離党勧告」か3番目に重い「党員資格の停止」、4番目の「選挙における非公認」とする方向とみられます。(1、5面)

 

2024年

4月

01日

朝日新聞・4/1【イチ押し】サトウキビの島にも残業規制(くらし面) 発信者:友野 賀世(編集局)

残業時間の罰則付き上限規制が、4月から沖縄県と鹿児島・南西諸島の砂糖製造業にもかかるようになります。これまで自動車運転、建設業、医療と同じように猶予されていました。サトウキビの収穫期に仕事が集中し、離島も多く人材確保が難しいことが考慮されたためです。砂糖製造業の「働き方改革」はどうなっているのか。収穫期まっただ中の2月下旬に、記者が沖縄県を訪れました。

2024年

4月

01日

毎日新聞・4月1日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集局次長 古本陽荘

【100年大会は健大高崎】今年の選抜高校野球大会の決勝戦を制したのは健大高崎(群馬)でした。群馬県勢のセンバツ優勝は初めてです。社会科教員として同校に赴任し、指導にあたってきた青柳博文監督(51)は「野球以外の問題が多すぎて、正直、練習どころじゃなかった」と創部当時を振り返ります。強さの秘密はどこにあるのでしょうか。キーワードは「機動破壊」です。(1面、スポーツ面、社会面)

2024年

3月

31日

毎日新聞・3月31日付朝刊「今日のイチオシ!」 東京本社社会部長 長谷川豊

【小林製薬工場に厚労省と大阪市が立ち入り/機能性表示食品制度への批判も】

 小林製薬(大阪市)が機能性表示食品として販売していた「紅麹(こうじ)」のサプリメントを摂取した人から健康被害の報告が相次いでいる問題で、厚生労働省と大阪市は30日、同社の大阪工場に立ち入り検査を実施しました。大阪工場は昨年12月に生産を停止しており、厚労省は生産機能が移された和歌山県紀の川市の工場に対しても31日に立ち入ります。厚労省は、大阪工場で製造したサプリの原料の一部から検出された「プベルル酸」が原因だったかどうかを含めて調査を進める方針です。一方、安倍晋三元首相時代の規制緩和に伴って導入された機能性表示食品の制度のあり方についても「安全性の規制が緩すぎたのではないか」との指摘が出ています。(1面、4面、社会面)

 

2024年

3月

31日

朝日新聞・3/31【イチ押し】日曜に想う 消えない記憶、27年後の円山町で(3面) 発信者:林 尚行(編集局)

東京・渋谷の円山町。飲食店やラブホテルなどが混在する「雑多な街」として知られています。27年前の3月、ここで一人の女性が何者かに殺害されました。夜の街に立って客をとる生活と、誰もが知る大手企業に勤める会社員。女性のそんな二つの顔が、世の中から注目されました。四半世紀以上が過ぎた今でも、この事件に心を揺さぶられる人がいると、筆者は言います。なぜなのでしょうか。

2024年

3月

30日

朝日新聞・3/30【スクープ】AI・半導体 日米連携強化 来月首脳会談 共同声明原案(1面) 発信者:福間 大介(編集局)

来月に予定されている日米首脳会談の共同声明の原案を入手しました。原案によると、安全保障分野だけでなく、経済分野、とりわけ、最先端のAIなどの技術開発で連携を強化することを強く打ち出すところが特徴になっています。

2024年

3月

30日

朝日新聞・3/30【イチ押し】医師はサプリを疑った 小林製薬「紅麴」 摂取した人は検査を(社会面) 発信者:福間 大介(編集局)

小林製薬製の紅麴原料を含むサプリメントを飲んだ人の健康被害が相次いでいる問題で、実際にサプリを飲んだ後に腎機能に異常が生じた3人の患者が入院した病院の医師が取材に応じました。3人ともいまは回復しているといいますが、どういう症状があったのでしょうか。なぜサプリが原因ではないかと思ったのでしょうか。心配な人はどう対応したらよいのでしょうか。医師に聞きました。

2024年

3月

30日

毎日新聞・3月30日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集編成局次長 鮎川耕史

【紅麹サプリにプベルル酸 人への毒性調査】小林製薬が機能性表示食品として販売する「紅麹」のサプリメントを摂取した人から健康被害の報告が相次いでいる問題で、厚生労働省は、サプリメントの原料の一部から青カビが産出する天然化合物「プベルル酸」が同社の調査で検出されたと公表しました。健康被害の原因物質かを調査するとしています。摂取との因果関係が疑われる死亡例は5件に上り、同省は食品衛生法に基づく立ち入り検査を行う方針です。(1面、3面)

2024年

3月

29日

朝日新聞・3/29【イチ押し】耕論 賃上げ 今後も続く?【オピニオン面】 発信者:西山 公隆(編集局)

今年の春闘は労働組合の中央組織・連合の集計で、正社員の賃上げ率が平均5%を超えています。賃上げは今後も続き、社会全体へ広がっていくのでしょうか。

2024年

3月

29日

朝日新聞・3/29【イチ押し】導く 新たな熱闘(スポーツ面) 発信者:西山 公隆(編集局)

29日、プロ野球セ、パ両リーグが開幕します。プロ野球誕生90年の今季は、新たに3人の監督が指揮を執ります。躍進はなるでしょうか。各チームの監督・コーチ、支配下登録選手の一覧表と、今季の試合日程を特集しました。

2024年

3月

29日

毎日新聞・3月29日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集編成局次長 中田卓二

【宝塚パワハラ遺族と合意 14件認定 上級生ら謝罪文】宝塚歌劇団の劇団員の女性(当時25歳)が昨年9月に死亡した問題で、歌劇団を傘下に置く阪急阪神ホールディングス(HD)と遺族側は28日、宙組の上級生らによる14件のパワーハラスメントを認める合意書を締結しました。

 

HDの経営陣は同日、遺族と面会して謝罪し、上級生らの謝罪文を提出。遺族側代理人は記者会見で、一つの区切りとしながらも「特殊な芸能部門でも当たり前の人権や健康が尊重され、賃金もまともに支払われないといけない」と指摘しました。女性の母親は「訴え」と題したコメントの中で「娘の尊厳を守りたい一心で、今日まできました」と語りました。死亡から半年、元タカラジェンヌらは「あまりに時間がかかりすぎた」と歌劇団の対応を批判しています。(1面、社会面)

2024年

3月

28日

朝日新聞・3/28【イチ押し】 「見えぬ全容 『紅麹』対応後手」(2総) 発信者:友野 賀世(編集局)

小林製薬の紅麹成分を含むサプリメントが原因とみられる健康被害。同社が問題を公表したのは22日でした。同社や国はいつ問題を把握し、どのような対応を取ってきたのでしょうか。いま分かっていること・分かっていないことをまとめました。消費者庁が緊急点検を打ち出した「機能性表示食品」とは何かを解説する「いちからわかる」もついています。

2024年

3月

28日

毎日新聞・3月28日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集編成局次長 麻生幸次郎

【派閥解散 うごめく議員/総裁選念頭「安倍派が草刈場」】6派閥のうち4派が解散を決めた自民党。安倍派の当選1回の議員数人と萩生田前政調会長が3月中旬に茂木幹事長と会食するなど、今後の離合集散に乗り遅れまいと議員たちは党内情勢に目を凝らしています。なかでも「選挙に弱い議員が多く、安倍派が一番の草刈り場だ」と関係者は自嘲します。中堅・若手が今の実力者から実権を奪おうと世代交代を狙う「縦」と、岸田首相続投をめぐる麻生副総裁や茂木氏と菅前首相とのせめぎ合う「横」――。「縦と横の権力闘争が起きている」と安倍派幹部は表現しています。派閥解散をめぐる自民党内のうごめきを追いました。(一面、三面)

2024年

3月

27日

毎日新聞・3月27日朝刊「今日のイチオシ!」 地方部長 坂巻士朗

【紅こうじ被害で機能性食品6800製品点検へ】小林製薬が販売する「紅こうじ」の機能性表示食品のサプリメントを摂取した人の健康被害の報告が相次いでいる問題で、消費者担当相は26日、機能性表示食品でほかにも健康被害がないか、消費者庁に届け出がある全6800製品について緊急点検をすると明らかにしました。サプリメント「紅麹コレステヘルプ」を購入した人物が今年2月ごろに腎疾患で死亡したことも判明し、その影響は広がっています。

2024年

3月

27日

朝日新聞・3/27【イチ押し】公示地価3年連続上昇(3面、経済面) 発信者:阿久津 篤史(編集局)

土地の値上がりが鮮明になり、都市部から周辺部に広がっています。今年の公示地価は全国平均で前年より2.3%上がり、リーマン・ショック以降最大の上げ幅です。国は「コロナ前の水準に戻った」としています。

2024年

3月

26日

朝日新聞・3/26【イチ押し】くらしとマネー/クレカ投資「ポイント」攻防(経済総合面) 発信者:福間 大介(編集局)

ネット証券各社がクレジットカードによる積み立て投資の上限を従来の倍の月10万円に引き上げています。新しいNISAにあわせて国のルールが変更されたためです。各社とも顧客獲得のため、カードのポイント還元率も競っていますが、ポイント獲得だけを狙う「即売り」と呼ばれる行為に手を焼いているようです。どういうことなのでしょうか。

2024年

3月

26日

毎日新聞・3月26日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集編成局次長 鮎川耕史

【二階氏、次期衆院選不出馬を表明】自民党の二階俊博元幹事長が党本部で記者会見し、次期衆院選に出馬しない意向を表明しました。派閥の政治資金パーティー裏金事件で秘書の有罪が確定し、二階派の元会計責任者が在宅起訴されたことを受け、「政治責任は全て監督責任者である私自身にある」と不出馬を決めた理由を語りました。首相から処分を下される前に自ら身を処して「けじめ」を示した形となり、党内処分を待つ姿勢の安倍派幹部は苦境に立たされそうです。(1面、2面)

2024年

3月

25日

朝日新聞・3/25【イチ押し】本命と違う中学で 我が子は前を向く(教育面) 発信者:西山 公隆(編集局)

受験を経て、思い続けた第1志望は不合格。失意のなか、進学先を決めた……。中学生になる子の成長を喜びたいのに、そんな苦しさを抱える人もいるかもしれません。子どもの不合格に直面した親はこの時期に何を感じ、気持ちの整理をどうつけたらいいのでしょう。経験者に尋ねました。

2024年

3月

25日

朝日新聞・3/25【イチ押し】変わる戦場 まるで「ゲーム」 シリーズ「新世AI」(1面、2面) 発信者:西山 公隆(編集局)

最近の戦場で頻繁に使われるようになっている「AI兵器」。人を殺傷する心理的なハードルが下がるのではないかとの指摘があります。世界各地で使われるAI兵器の実情を探りました。

2024年

3月

25日

毎日新聞・3月25日付朝刊「今日のイチオシ!」 コンテンツ編成センター長・猪飼順

【児相一時保護中の通学6% 自治体7割意向を確認せず】

 虐待などの理由で2022年度に全国の児童相談所が一時保護した小中学生は延べ約2万8000人で、このうち一時保護中に週4日以上学校に通ったのは1244人にとどまることが、毎日新聞の調査で判明しました。通学したいかどうか意向を原則確認しているのは、児相を持つ78自治体のうち約3割の24自治体で、学校で教育を受ける権利が十分に保障されているとはいえない状況が浮かび上がりました。

 一時保護は、子どもの安全を確保したうえで、心身や家庭の状況を把握し、その後の対応を決めることを目的とする。子どもは、児相の一時保護所か、委託を受けた施設や里親家庭などで生活する。児童福祉法で原則2カ月以内と定められていますが、国の調査によると21年度は一時保護件数の14%が2カ月を超えました。半年以上になることも珍しくありません。その間に学校に行けないという問題がたびたび指摘されてきましたが、詳しい実態は分かっていませんでした。

 毎日新聞は23年11月~今年1月、児相を設置する78自治体に調査。自治体によって大きな差が生じていることが分かりました。(1、3面)

 

2024年

3月

24日

毎日新聞・3月24日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集編成局次長 麻生幸次郎

【戦争優先の露 隙突かれ/首都治安 手薄さ露呈/モスクワテロ】モスクワ近郊のコンサートホールで、音楽公演の開始を待っていた観客らに武装グループが自動小銃を乱射し、133人が死亡しました。過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出しましたが、米国は攻撃計画を事前に把握しておりロシア政府当局者にも非公式に情報を伝えていたと米紙に報じられています。プーチン政権の重大な失態の可能性があり、威信が揺るぎかねない事態です。ウクライナへの侵略戦争を続けるプーチン政権が露呈した隙とともに、衰退したようにもみえたISについても、各地でテロを続けていた実態や、ロシアとの対立の根深さを深掘りしています。(一面、三面、外電面、社会面)

2024年

3月

24日

朝日新聞・3/24【スクープ】偽戸籍、一人二役ばれるかと(1社) 発信者:春日 芳晃(編集局)

 25歳年下の架空の妹の戸籍を作ったとして、有印私文書偽造・同行使などの罪に問われて公判中の吉野千鶴被告(73)=東京都大田区=が、3月中旬、朝日新聞の取材に応じました。吉野被告は「誰かが止めてくれるだろうと思ったができてしまった」「若く見られたいわけではなく、妹が欲しかった」と主張しました。

2024年

3月

23日

朝日新聞・3/23【スクープ】安倍派幹部 党が再聴取へ(1面) 発信者:稲田 信司(編集局)

自民党は組織的裏金作りを行っていた安倍派の幹部に対し、2度目の事情聴取を週明けにも行う方針を決めました。事件への関与の度合いなどを把握し、4月上旬にも決定する処分に向けて手順を踏む形だが、処分前に同派幹部自らが責任を取るよう促す狙いもあります。

2024年

3月

23日

毎日新聞・3月23日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集編成局次長・堀雅充

【中学教科書検定 多様化する家族の形描く記述にNG】

 2025年度から中学校で使われる教科書の検定結果が公表されました。家族観や国際紛争など社会の認識や情勢が動くテーマを積極的に取り上げようとする試みが多くみられましたが、文部科学省による検定では、同性カップルなど多様化する家族の形を紹介した記述が「不適切」と指摘され、教科書が同時代を描く難しさも浮き彫りとなりました。

 紙面ではNGの具体的な事例を紹介しているほか、デジタル対応の現状などについても説明しています。(社会面、特集面)

 

2024年

3月

22日

毎日新聞・3月22日付朝刊「今日のイチオシ!」 東京本社経済部長・秋本裕子

【ガザ市民を拷問か/イスラエル軍・機関/「ハマス」決めつけ拘束】

 

 イスラエル軍が、地上侵攻したパレスチナ自治区ガザ地区で、イスラム組織ハマスとは直接関係がない市民を多数拘束して拷問している疑いが出ています。複数の市民が毎日新聞の取材に証言しました。拉致された人質やハマス幹部の居場所を突き止めるため、手段を選ばなくなっているとみられます。国連も事態を重く見て、調査を始めました。(一面、国際面)

2024年

3月

22日

朝日新聞・3/22【スクープ】「イニエスタ選手ら申告漏れ/国税指摘」(1面、社会面) 発信者:大髙 敦(編集局)

サッカーJリーグの契約金などをめぐり、ヴィッセル神戸に所属していた元スペイン代表MFのアンドレス・イニエスタ選手ら外国人3選手が、大阪国税局から申告漏れを指摘されていたことがわかりました。イニエスタ選手の指摘額は約8億6千万円。生活の本拠が日本にあるのに、必要な確定申告をしていない期間があると判断されたといいます。

2024年

3月

22日

朝日新聞・3/22【イチ押し】「オオサンショウウオ、深刻な交雑」(教育・科学面) 発信者:大髙 敦(編集局)

国の特別天然記念物オオサンショウウオ。外来種との交雑個体がこの夏にも、駆除の対象になりそうです。日本の自然の象徴的存在で、文化財として守られてきたはずの「生きた化石」に何が起きているのでしょうか。

2024年

3月

21日

朝日新聞・3/21【スクープ】国際サイバー犯罪集団に「外部協力者が」(社会面) 発信者:林 尚行(編集局)

今年2月、日本や欧米の国際共同捜査によって国際的なサイバー犯罪集団「ロックビット」が摘発されました。セキュリティーの専門家に取材していくと、ロックビット側はサイバー攻撃を「ビジネス」と表現し、外部協力者が存在することを初めて明かしたといいます。日本の病院へのサイバー攻撃にもこうした外部協力者が介在していたようです。一体どのような仕組みで、こうした攻撃が行われているのでしょうか。

2024年

3月

21日

朝日新聞・3/21【イチ押し】緊急連載「異次元緩和 11年目の転換①」(経済・総合面) 発信者:林 尚行(編集局)

日本銀行は、長らく続けた異次元緩和政策をついに転換しました。その舞台裏で何が起きていたのか。日銀や政府の思惑は。日本経済にとって、どのような意味があるのか。緊急連載を始めました。初回の今回は日本の財政・金融政策取材の経験が長い原真人編集委員が筆者です。

2024年

3月

21日

朝日新聞・3/21【スクープ】UNRWAトップが来日へ/朝日新聞などの取材に明かす(総合3面) 発信者:林 尚行(編集局)

ガザ地区などで難民向けの人道支援に取り組んでいる国連パレスチナ難民救済事業期間(UNRWA)トップのラザリーニ事務局長が、27日にも来日することを明らかにしました。日本メディアでは朝日新聞のみが参加したインタビューで表明し、日本が停止している拠出金の再開への期待感を示しました。イスラム組織ハマスによるイスラエル襲撃に職員の関与が疑われ、複数の国から拠出金を一時停止されてきたUNRWAの活動を支えるべく、日本が動くのか注目されます。

2024年

3月

21日

毎日新聞・3月21日付朝刊「今日のイチオシ!」  運動部長 藤野智成

【大谷 青い伝説始まる】米大リーグのドジャースに移籍した大谷翔平選手がソウルで開かれたパドレスとの開幕戦に2番・指名打者で出場しました。パドレス先発のダルビッシュ有投手から安打を放つなど5打数2安打1打点1盗塁と活躍し、チームを5―2の勝利に導きました。青いユニフォームの新天地でメジャー7シーズン目を好発進し、観客を沸かせました。(1面、スポーツ面、社会面)

2024年

3月

20日

毎日新聞・3月20日付「今日のイチオシ!」 編集編成局次長 鮎川耕史

【こども性暴力防止法案が閣議決定】 政府は、子どもと接する仕事に就く人の性犯罪歴を照会できるシステムの導入を柱とした「こども性暴力防止法案」を閣議決定しました。学校や保育所、国の認定を受けた民間事業者などに、犯歴の確認のほか、性暴力を防ぐための研修など日常的な安全確保措置を義務づけます。「日本版DBS」とも呼ばれる制度の課題を探りました。(1面、2面)

2024年

3月

20日

朝日新聞・3/20【イチ押し】「日本版DBS」国会に法案提出 発信者:西山 公隆(編集局)

政府は19日、対象となる事業者に従業員らの性犯罪歴の確認を義務づける「日本版DBS」を設けることを盛り込んだ「こども性暴力防止法案」を閣議決定し、国会に提出しました。犯歴が確認された場合は、配置転換などを事業者に義務づけます。犯歴のある人の就労を事実上、制限するしくみになります。

2024年

3月

20日

朝日新聞・3/20【イチ押し】高齢者 長生きに最適な体格は(くらし面) 発信者:西山 公隆(編集局)

高齢者が加齢に伴って心身の活力が低下した「フレイル(虚弱)」では、太っているほど死亡リスクが低くなる一方、フレイルでない場合は少しぽっちゃりぐらいで死亡リスクが最も低くなると、早稲田大や医薬基盤・健康・栄養研究所、びわこ成蹊スポーツ大、京都先端科学大の研究チームが分析しました。

2024年

3月

19日

朝日新聞・3/19【イチ押し】連載「完食指導」を考える① 大量のご飯ノルマ 会食が不安に(くらし面) 発信者:池田 敦彦(編集局)

給食を残さず食べることを強要する「完食指導」。子どもの心に傷を残し、大人になってからも食行動に影響を及ぼすことがあります。人前で食事をすることに不安や恐怖を感じる「会食恐怖症」の人の相談にのったり、教員への講演をしたりしている山口健太さんに話を聞きました。

2024年

3月

19日

毎日新聞・3月19日付朝刊「今日のイチオシ!」  政治部長・松尾良

【プーチン大統領 圧勝5選/統治 スターリン超えへ】

 

 ロシア大統領選で現職のプーチン氏(71)が通算5選を決めました。新たな任期は6年。四半世紀にわたり君臨した独裁者スターリンを超える長期統治となり、さらにもう一度再選されれば2036年まで統治が可能です。欧米と対立し、ウクライナでの占領地拡張に野心を隠さないプーチン氏は、ロシア国内でも反政権の「芽」を排除して地位を盤石にしてきました。その思惑と今後の展望を探ります。(1面、3面、国際面)

2024年

3月

17日

朝日新聞・3/17【イチ押し】どうする?支え手不足(オピニオン面) 発信者:阿久津 篤史(編集局)

現役世代が2割減る「8がけ社会」の突破口はどこにあるのか。法律や予算を作る政治家の役割は、とりわけ重要です。その一方で、政治家を選ぶ私たち一人ひとりも、直面する困難に向き合わなければなりません。アンケート回答者と一緒に考えます。

2024年

3月

17日

毎日新聞・3月17日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集編成局次長・堀雅充

【迫る:過労死遺族に寄り添う弁護士】

 

 「過労死」という言葉すらなかった時代から過労死や過労自殺の遺族に寄り添い続けてきた弁護士がいます。記録が残る2002年以降だけでも約500件に携わってきましたが、一般の弁護士で数十万円とされる着手金を受け取ったことがありません。依頼者がいれば、自ら会いに行きます。その理由について「お金の問題で労災申請や裁判を諦めてほしくない」と語ります。大阪・堺市の事務所にいるのは週2日程度。裁判資料が詰まったリュックが相棒の「旅する弁護士」の思いに迫りました。(1面、3面)

2024年

3月

16日

朝日新聞・3/16【イチ押し】同性婚、立ちはだかる自民 「日本の根幹変わる」保守系議員、支持離れ懸念(社会総合) 発信者:並木 昌廣(編集局)

同性婚を認めない民法などの規定を「憲法違反」とした札幌高裁判決について、自民党の保守系議員が激しく反発しています。裁判長が早急な対応を求める異例の付言をしましたが、岸田首相は慎重な姿勢を崩しません。現在、主要政党で同性婚に慎重なのは自民党のみです。

2024年

3月

16日

毎日新聞・3月16日付朝刊 「今日のイチオシ!」 編集編成局次長 鮎川耕史

【公立高共学化 揺れて埼玉】全国の公立高校で男女別学を共学にする動きが広がるなか、埼玉県では12の県立高校が別学を継続しています。その埼玉で、県の男女共同参画苦情処理委員が「共学化の早期実現を求める」勧告を出しました。勧告を受けた県教委の回答期限は今年8月。別学の伝統校に波紋が広がっています。(1面、3面)

2024年

3月

15日

朝日新聞・3/15【イチ押し】「職員同士が結婚なら退職勧奨」に物議 福井・池田町(社会面) 発信者:林 尚行(編集局)

町職員同士が結婚した場合、どちらかに退職を求める内規があるという福井県池田町。町議会で議員から撤廃を求めれたものの、町は継続する意向を示したそうです。これまで数組に退職勧奨を行い、応じたケースではいずれも女性職員が役所を去ったといいます。どうしてこんな内規があるのか。町の説明はどんなものなのでしょうか。

2024年

3月

15日

毎日新聞・3月15日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集編成局次長 麻生幸次郎

【同性婚否定 高裁も「違憲」/「婚姻の自由反する」/札幌訴訟】同性同士の婚姻を認めていない現行制度について札幌高裁は、婚姻の自由を定めた憲法241項などに反しており違憲だと判断しました。「婚姻の自由」の規定に反するとした判断は初めてです。実名で裁判をたたかってきた中谷衣里さん(32)は、同性と付き合っていたのに「将来結婚できない」「未来がみえない」と別れを余儀なくされた女子高生に、苦しみを打ち明けられたことがあります。判決を「若い世代にとってポジティブなものになる」と受け止め、「あとは国会」と法改正を訴えました。(一面、三面、社会面)

2024年

3月

14日

朝日新聞・3/14【イチ押し】「『ストロング系』から『低アル』へ」(経済面) 発信者:大髙 敦(編集局)

1日に飲む酒量が一定量を超えると、がんや脳卒中になるリスクが高まる――。厚生労働省がそんな指針をまとめました。お酒を飲まないライフスタイルの広がりもあり、ビール各社はアルコール度数の高い缶チューハイを減らしたり、度数の低い商品を積極的に売り出したりしています。

2024年

3月

14日

毎日新聞・3月14日付朝刊「今日のイチオシ!」 くらし科学環境部長 清水健二

【春闘集中回答日 大手賃上げ、高水準相次ぐ】2024年春闘は13日、主要企業の集中回答日を迎え、自動車や鉄鋼、電機など主要産業で労働組合の要求への満額回答が相次ぎました。大企業では約30年ぶりの高水準だった前年を上回る4%超の賃上げが実現する見通しで、デフレ脱却に向け、今後はこれが中小企業に波及するかが焦点になります。

 

 一方、日銀は、賃上げによって大規模金融緩和政策を変更する材料が整ったとして、来週開く金融政策決定会合でマイナス金利を解除する公算が大きくなりました。40代以下の世代には実感がない「金利のある世界」が、いよいよ到来しそうです。

2024年

3月

13日

朝日新聞・3/13【イチ押し】連載「死のジャングル ダリエン地峡」可能性が1%でも米を目指す移民(国際面) 発信者:稲田 信司(編集局)

「死のジャングル」と呼ばれるダリエン地峡には、南米だけでなく世界中から移民が集まっています。米国を目指して北上する移民は記録的なペースで増えています。アメリカ大統領選をひかえ、移民問題が再び争点として浮上するなか、記者が現地から3回にわたって報告します。

2024年

3月

13日

毎日新聞・3/13今日のイチオシ!【工藤会トップ 死刑破棄】編集編成局次長兼外信部長 古本陽荘

殺人罪や組織犯罪処罰法違反などに問われた特定危険指定暴力団「工藤会」(北九州市)トップの野村悟被告(77)の控訴審判決で、福岡高裁は死刑とした1審・福岡地裁判決を破棄して、無期懲役を言い渡しました。殺人罪に問われた元漁協組合長の射殺事件は無罪としました。高裁と1審の判断を分けたのは「推認」に関する見解の違いでした。(1、2、社会面)

2024年

3月

12日

朝日新聞・3/12【イチ押し】150年ぶり 帰還困難の「領地」へ/「殿、ご帰還」再起の福島(経済総合面) 発信者:小澤 香(編集局)

福島県相馬市には江戸時代まで城があり、旧奥州中村藩(相馬藩)の殿様がいました。かつての領地では2011年に東電福島第一原発事故が起き、国の避難指示が出されました。昨年8月、避難指示が解除された旧藩領の浪江町に「殿」が戻ってきました。旧藩主家第34代の相馬行胤氏が復興を支えたいと、住民票を移したのです。廃藩置県以来の殿のご帰還は町を元気づけられるか。活動の様子を伝えます。

2024年

3月

12日

毎日新聞・3月12日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集編成局次長 中田卓二

【アカデミー賞 邦画2作品】第96回アカデミー賞の授賞式が日本時間の11日、米ロサンゼルスで行われ、宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」が長編アニメーション映画賞、山崎貴監督の「ゴジラ-1.0」が視覚効果賞を受賞しました。2作とも「日本的」な映画作りを追求し、物量に勝るハリウッドの牙城を崩しての快挙です。授賞式で山崎監督は「ハリウッドの外で頑張っている作り手にもチャンスがある証」と英語でスピーチ。宮崎監督は出席しませんでしたが、「スタジオジブリ」の鈴木敏夫プロデューサーは同社スタジオで記者会見し、宮崎監督が「よかったです」と話していたことを明かしました。(1面、総合・社会面)

2024年

3月

11日

朝日新聞・3/11【イチ押し】「奇跡の救出」僕には失敗だった(社会面) 発信者:福間 大介(編集局)

東日本大震災から11日で13年になります。当時、津波に巻き込まれたにもかかわらず、がれきのなかから発災9日後に救出された高校生がいました。「奇跡の救出」と報じられ、大きな話題になりましたが、大騒ぎのなかで、本人は複雑な気持ちを抱えていたといいます。その高校生が大人になり、いま語り部として伝えたいこととは。

2024年

3月

11日

毎日新聞・3/11▽今日のイチオシ! 【東日本大震災13年/2・9万人今も避難】東京学芸部長・坂本高志

戦後最悪の自然災害となった東日本大震災は11日、発生から13年を迎えます。関連死を含む死者・行方不明者は2万2222人。東京電力福島第1原発事故により、福島県7市町村に帰還困難区域が約310平方キロあり、避難者は2月1日現在、2万9328人います。今年も被災地では、犠牲者の鎮魂や復興を祈る動きが続いています。(1面、社会面)

2024年

3月

10日

毎日新聞・3月10日付朝刊「今日のイチオシ!」 コンテンツ編成センター長・猪飼順

【オスプレイ運用停止解除 米軍内部の事情とは】

 鹿児島県・屋久島沖で昨年起きた輸送機オスプレイの墜落事故を受けて、米軍が世界各地で続けていた運用停止措置を解除した。米軍の調査では根本的な原因はまだ解明できていない中、解除に踏み切った軍内部の事情とは。(4面)

2024年

3月

10日

朝日新聞・3/10【イチ押し】李禹煥(リウファン)さんが語る坂本龍一さん(リライフ面) 発信者:春日 芳晃(編集局)

坂本龍一さんが晩年に「先生」と呼んだ人がいます。最後の音楽アルバム「12」のジャケットの絵も描いた韓国出身の美術家、李禹煥(リウファン)さんです。芸術家として坂本さんが到達した境地についてどう考えるのか、李さんに尋ねました。

2024年

3月

09日

朝日新聞・3/9【イチ押し】共同親権、既に離婚でも対象 改正案提出、裁判所判断で変更(1面、3面) 発信者:並木 昌廣(編集局)

離婚後も父母双方が子どもの親権を持つ「共同親権」。その導入を柱とした民法などの改正案が、国会に提出されました。成立すれば、法施行前に離婚した夫婦も、共同親権が選べるようになります。ただ、導入には慎重な声もあります。どんな課題があるのでしょうか。

2024年

3月

09日

毎日新聞・3月9日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集編成局次長・堀雅充

【鳥山明さん死去/取材で明かしたアラレちゃん誕生秘話】

 

 「漫画」を世界の「MANGA」へと押し上げた鳥山明さんの訃報が世界を駆け巡りました。Dr.スランプ、ドラゴンボール、ドラゴンクエスト――。作品は世代や国境を越えて愛されました。生前、公の場に出ることはほぼありませんでしたが、その飾らない人柄で、漫画家仲間からも慕われていました。紙面では、世界中の人々を楽しませた希代の創作者の人となりに迫るとともに、国内外から寄せられた惜しむ声を紹介しています。(1面、社会面)

2024年

3月

08日

朝日新聞・3/8【イチ押し】ことばが変える 女性と社会(特設面 18~19ページ) 発信者:小澤 香(編集局)

嫌なことをされた時にとっさに出る言葉は何ですか。「やめろ!」それとも「やめて」? 言葉のプロに話を聞くと、日本語の女性の言葉には、言いたいことが全部伝わらないリミッター(制約)があるようです。もっと自由になるために、言葉遣いについて考えてみませんか。

2024年

3月

08日

毎日新聞・3月8日付朝刊「今日のイチオシ!」編集編成局次長兼外信部長 古本陽荘

【運転女性 負傷率1・45倍】自動車事故の際、女性は男性よりも1・45倍けがをしやすいことが毎日新聞の分析で明らかになりました。開発段階で実施されている安全性能実験の方法に問題がある可能性が浮き彫りになりました。(1、3面)

 

〈3月8日は国際女性デーです〉

2024年

3月

07日

朝日新聞・3/7【スクープ】宮沢喜一日録 金丸氏逮捕 4日前から報告(1,3面) 発信者:稲田 信司(編集局)

宮沢喜一氏が首相在任中の1993年3月、自民党の金丸信・前副総裁を脱税容疑で捜査する方針について、逮捕の4日前から後藤田正晴法相の報告を受けていたことが、宮沢氏の行動記録(日録)の自筆メモで判明しました。報告を受けた宮沢氏が、93年度予算案の衆院通過を急ぐよう党側に指示したとみられる記述もありました。

2024年

3月

07日

毎日新聞・3月7日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集編成局次長 麻生幸次郎

【「面倒」姿消した男性/赤ん坊死体遺棄 女性だけ罪問われ】「自分がしっかりしていなかった」。出産した赤ん坊の遺体を隠したとして罪に問われている女性(28)は、そう悔います。「面倒なことになったと思った」。赤ん坊の父親とされる男性は、そう振り返ったと言います。父親は妊娠が分かると「本当に俺の子なのか」と疑い、中絶費用の「金なんか払わないよ」と言って姿を消したといいます。自殺まで考えたという女性との格差――

 

こども家庭庁の統計によると、2022年までの10年間に虐待で死亡した生後0日の赤ん坊は176人にのぼり、母親の165人が虐待の加害者とされた一方で、年齢を把握できた父親は43人にとどまります。8日の国際女性デーへ向けて、妊娠、出産への負担が女性に大きく偏る社会の現状を問います。(一面、社会面)

2024年

3月

06日

朝日新聞・3/6【イチ押し】コロナ公費支援、月内で終了(3面) 発信者:阿久津 篤史(編集局)

新型コロナウイルスの治療への公費支援が3月末で終了します。4月からは通常の医療体制に移行し、他の病気と同じように原則1~3割の窓口負担となります。3割負担の人の場合、主に入院患者向けの点滴薬レムデシビルが1回の治療で約5万6千円となるなど、自己負担額が大きくなります。

2024年

3月

06日

朝日新聞・3/6【スクープ】教団推薦確認書に盛山氏の署名(社会面) 発信者:阿久津 篤史(編集局)

盛山正仁文部科学相が旧統一教会側の推薦確認書に署名したとされる問題で、朝日新聞は「盛山正仁」の署名がある確認書の写真を入手しました。盛山氏が2022年3月に教団友好団体の会合に参加した際に撮影されたという映像も関係者から入手しました。

2024年

3月

06日

毎日新聞・3月6日付朝刊「今日のイチオシ!」 デジタル編集本部次長・草野和彦

【中国全人代開幕/強気の成長率「5%」】中国の全国人民代表大会(全人代=国会に相当)が5日に開幕し、2024年の経済成長率目標は「5%前後」と発表されました。発表した李強首相自身が「目標を達成するのは容易ではない」と認めるハードルの高さです。長期化する不動産不況などの影響で景気回復が力強さを欠く中、なぜ強気の目標が設定されたのでしょうか。背景を探りました。(1面と2面)

2024年

3月

05日

朝日新聞・3/5【イチ押し】子と過ごす時間、「質」を大事に 慶大教授・中室牧子さんに聞く(くらし面) 発信者:池田 敦彦(編集局)

近年、教育経済学の分野では、親の「時間投資」に関する研究が進んでいます。親が幼少期の子どもに対してどのように時間を使ったか、またその子どもがどうなったかを調べるものです。慶応大学の中室牧子教授(教育経済学)に、親が心がけるべきことなどを聞くと、子どもと質の高い時間を過ごすことの大切さが浮かんできました。具体的には、どういうことなのでしょうか。

2024年

3月

05日

毎日新聞・3月5日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集編成局次長 麻生幸次郎

【特定技能 5年で82万人/労働力依存強く】人手不足の産業で外国人労働者を受け入れる在留資格「特定技能」を巡り、政府が2024年度から5年間で最大82万人を受け入れる見通しだと試算していることが分かりました。19年の制度導入時に設定した5年間の受け入れ見込み人数の2倍以上の想定です。特定技能を含む外国人労働者は23年10月時点で初めて200万人を突破しており、依存する傾向はさらに強まりそうです。特定技能で期限なく働き続ける対象を政府は広げており、受け入れ企業には日本語研修や教育訓練の実施が求められ、労働者の配偶者や子どもへの生活支援も社会的な課題になりそうです。(一面)

2024年

3月

04日

朝日新聞・3/4【イチオシ】「。」は冷たい? 句点に感情深読み(文化面) 発信者:友野 賀世(編集局)

たとえば「○○しておいて!」と「○○しておいて。」の文章。文末が「!」の前者だと期待をかけられていると感じるけれど、「。」の後者だと冷たく突き放されているように感じるーー。LINEなどのチャット(会話型)ツールの文面で、文末の句点には圧力があるとする「マルハラスメント」の言葉が若い世代の間で生まれています。なぜなのでしょう。識者に聞きました。

2024年

3月

04日

毎日新聞・3月4日付朝刊「今日のイチオシ!」 デジタル報道部長 佐藤敬一

【保育所利用・議会傍聴 精神障害理由に制限333件】全国の自治体や公的機関が策定した条例や規則に、精神障害を理由に会議の傍聴などを制限する条項が少なくとも333件存在していることが市民団体の調査で判明しました。障害を理由とした不当な差別的取り扱いは障害者差別解消法が禁じていて、市民団体の指摘を機に多くの自治体が削除に動いています。専門家は「基本的人権の侵害で、条項の存在は『うっかりしていた』では済まない」と指摘します。(1面、社会面)

2024年

3月

03日

朝日新聞・3/3【イチ押し】どうする? 支え手不足〈1〉若い世代(フォーラム面) 発信者:小澤 香(編集局)

社会を支える現役世代が2040年には今の8割になり、生活を支える様々な業種で人手不足が深刻になります。そういう「8がけ」社会をどう生きていくか、大学生5人と記者が話し合いました。「自分にしかできないことを見つけて楽しむ」「逆に自分の代わりがいると思えば働き手も気楽になれる」。重たそうな未来の課題を前に、軽やかに率直に自分の見方やこれからの社会の可能性について語ってくれました。20歳と21歳の生きたメッセージをご紹介します。

2024年

4月

16日

朝日新聞・4/16【イチ押し】引退した競走馬 救いたい(社会総合面) 発信者:小澤 香(編集局)

引退した競走馬を支えようと、競馬業界全体が今春、一時預かり事業を始めることになりました。引退する競走馬は年6千頭。馬の寿命は25歳とされますが、一般的に3~6歳で引退すると行き先が見つかることはまれなようです。引退馬を取り巻く現実と支援事業の課題をさぐりました。

2024年

4月

16日

朝日新聞・4/16【スクープ】グーグルがヤフーに広告制限/配信させぬ契約疑い 公取委調査(1面、社会面) 発信者:小澤 香(編集局)

ネット利用者が何かを検索すると、その内容に関連する広告を画面に表示させる仕組みを「検索連動型広告」と言います。検索サイトの最大手、米グーグルが旧ヤフー(現LINEヤフー)との間でヤフー側の検索連動型広告を制限する内容の契約を結んでいたことが、公正な市場競争をゆがめた疑いがあるとして、公正取引委員会が調査していることがわかりました。調査を受けてグーグルは自主改善策を講じる「確約計画」を提出し、公取委がそれを判断することになるそうです。

2024年

4月

16日

毎日新聞・4月16日付朝刊「今日のイチオシ!」編集局次長 木村哲人

【岸田首相襲撃1年、厳戒警護もろ刃の剣/手荷物に金属探知機、財布の中身チェック】

 

 和歌山市で岸田首相に爆弾が投げつけられた1年前の事件では、警護態勢の甘さが浮き彫りになりました。聴衆のチェックは不十分で、手荷物検査もしていませんでした。警察幹部は「ささいな失敗も許されない」とし、要人警護の現場で試行錯誤が続いています。

 衆院島根1区補選を控え、島根県雲南市の屋外駐車場で3月にあった演説会には、自民党の小渕優子選対委員長が訪れていました。聴衆はハンディー型の金属探知機で手荷物検査を受け、「検査済み」を表すシールを衣服に張られました。同じく補選に絡み、3月に松江市のホテルで自民党の茂木敏充幹事長が参加した会議では、出席者は党の関係者数十人に限られていましたが、警察官が財布の中身まで調べようとする徹底ぶりに、出席者が声を荒らげる一幕もありました。(社会面)

 

2024年

4月

16日

朝日新聞・4/14「準備のデッドライン越えた」 万博まで1年(1、2面)

大阪・関西万博の開幕まで、あと1年となりました。ところが、聞こえてくるのは、パビリオンの建設が間に合わないなど、開幕に向けた課題ばかり。いったい何が起きているのでしょうか。予定されている展示やイベントなどの情報もあわせて詳しくリポートしています。

2024年

4月

14日

毎日新聞・4月14日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集局次長 坂本高志

【熊本地震8年】観測史上初めて最大震度7の激震に2度襲われ、熊本、大分の両県で災害関連死を含む276人が亡くなった2016年4月の熊本地震から14日で8年です。ピーク時は4万7800人に上った仮設住宅の入居者数は23年3月末でゼロとなりました。一方で、今年1月の能登半島地震など、熊本地震以降も各地で災害が続く中、医療的なケアが必要な被災者と家族の避難態勢が整っていない社会の課題が残されています。(1面、社会面)

2024年

4月

13日

朝日新聞・4/13【イチ押し】2050年、44%が一人暮らし 発信者:田村 隆昭(編集局)

急速な人口減が進む日本。2050年には一人暮らしの割合が44・3%に達するという推計が発表されました。識者は、孤立して老後の生活が困窮する人々が増えていくことを懸念しています。

2024年

4月

13日

毎日新聞・4月13日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集局次長 古本陽荘

【高齢単身者世帯 2割超 2050年国推計】国立社会保障・人口問題研究所が、世帯数の将来推計を発表しました。2050年には65歳以上の高齢者世帯が全世帯の20・6%に達するという見通しを示しました。未婚者が増えていることが背景にあります。一方で、高齢者が住まいを探すのは難しくなっており、対策が急務になっています。(1面、総合面)

2024年

4月

12日

朝日新聞・4/12【スクープ】東京都、「五輪談合」で指名停止中の博報堂・電通と随意契約 発信者:阿久津 篤史(編集局)

東京オリンピックをめぐる談合事件を受けて入札指名停止とした広告大手・博報堂と電通に、東京都が計約13億円の事業を発注していたことがわかりました。都は「他社に代替できない事業で法令上問題ない」と説明していますが、指名停止の実効性を疑問視する意見も出ています。

2024年

4月

12日

朝日新聞・4/12【イチ押し】若貴と一時代 曙、礼節の心 愛された「敵役」(スポーツ面) 発信者:阿久津 篤史(編集局)

大相撲で史上初めて外国出身横綱となった曙太郎さんが死去しました。54歳でした。優勝通算11度。3代目若乃花、貴乃花らとともに平成の大相撲人気を支えました。「強さは小錦、心は高見山」とも言われ、貴乃花さんも追悼のコメントを発表しました。

2024年

4月

12日

毎日新聞・4月12日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集局次長・堀雅充

【包丁突きつけられても「自分が悪い」 妻のDV受け続けた男性の呪縛】

 携帯電話のメモリーに入っている女性の電話番号をすべて無断で削除され、帰宅が遅いと玄関前に立たされ、生活用品が切れていると「クズ」と罵倒され、理由もなく包丁を突きつけられ――。四国地方に住む30代の男性は、これが妻からのDV(家庭内暴力)と気付くのに5年もかかりました。

 

 「自分が悪いから怒られる。もっと頑張らないと」と思い、義父母からも「男が我慢すべき」と言われました。「家庭内の悩みを誰かに話すという選択肢はなかった」と男性は振り返ります。実は女性からDVを受ける男性は年々増えています。その実態と課題について深掘りしました。(社会面)

2024年

4月

11日

朝日新聞・4/11【イチ押し】下野時代、徹底して失政追及 久米晃・自民元事務局長(総合4) 発信者:野瀬 輝彦(編集局)

野党が「受け皿」になるうえで、必要な選挙戦略とは何でしょうか。長年にわたり自民党職員として選挙対策を担い、2012年の政権奪還にも関わった久米晃氏(現選挙・政治アドバイザー)に、自民に脅威となる野党の選挙戦略を聞きました。

2024年

4月

11日

朝日新聞・4/11【イチ押し】突然の落雷事故、身を守るには(社会総合面) 発信者:野瀬 輝彦(編集局)

突然の落雷事故をどのように防げばいいのでしょうかーー。宮崎市のグラウンドで3日に起きた落雷事故では、生徒18人が救急搬送されるなどしました。事故から1週間。各地で新学期も始まる中、スポーツ庁などが学校現場に落雷への注意を呼びかけています。

2024年

4月

11日

毎日新聞・4月11日付朝刊「今日のイチオシ!」 統括社会部長 長谷川豊

【有名人になりすました広告が横行/SNS投資詐欺被害深刻】 著名人の画像や名前を使ってSNSで投資を呼びかけるといった「なりすまし広告」によって現金を振り込ませてだまし取る被害が深刻になっています。10日には衣料通販大手「ZOZO」創業者の前沢友作さんや実業家の堀江貴文さんらが自民党本部で開かれた勉強会に出席し、無断で画像を使われている実態を訴えました。SNS型投資詐欺の2023年の被害は2271件、総額約277億9000万円に上っており、法規制を求める声が高まっています。(社会面)

2024年

4月

10日

朝日新聞4/10【イチ押し】 耕論:「日本人」を決めるのは(オピニオン面) 発信者:友野 賀世(編集局)

外国出身の女性が「ミス日本」に選ばれ、「日本人らしくない」と中傷する声が上がりました。「日本人らしさ」とは? 「日本人」を決めるものは、国籍? 血統? それとも見た目? 社会学者と、外国出身で日本で長く暮らす2人の計3人が、それぞれに論じます。

2024年

4月

10日

毎日新聞・4月10日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集局次長 男沢和彦

【コモンエイジ 自治体事業に決済大手】

 埼玉県鶴ケ島市の焼き鳥店で先月上旬、突如お客さんの行列が出来ました。1日1000本の売り上げが、3月は2000本近くに増えました。大繁盛を招いたのは鶴ケ島市が国の物価高対策の交付金を使った「生活者応援キャンペーン」です。背景を探ると、キャッシュレス決済を利用した地域振興の難しさが見えてきました。

 

2024年

4月

09日

毎日新聞・4月9日付朝刊「今日のイチオシ!」編集局次長 古本陽荘

【ダブルケア もっと議論を 国民民主、あすにも支援法案提出】子育てと家族の介護が重なる「ダブルケア」。政府が「ダブルケアの問題の実態について調査を行い、負担軽減の観点から対策の検討を進める」と文書で示したのは2015年6月でした。ダブルケアは女性に負担が偏り社会進出を阻んでいるという文脈からでした。それから9年。ダブルケアの負担軽減のための支援推進法案を国会に提出するのは与党ではなく、野党の国民民主党でした。(社会面)

2024年

4月

09日

朝日新聞・4/8【イチ押し】いじめ事件で進む「学・警連携」(1面・社会面) 発信者:林 望(編集局)

昨年、いじめに関連して小中高生が摘発・補導された事件が過去10年で最多になりました。深刻で複雑になるいじめの実態を踏まえ、文部科学省が学校と警察の連携を促していることが背景にありそうです。しかし、学校の先生たちは警察に頼ることへの戸惑いや抵抗も抱えています。こどもの命や尊厳を守るための模索が続いています。

2024年

4月

09日

【スクープ】機能性食品 被害報告メール 政府検討 因果関係不明でも(1面) 発信者:福間 大介(編集局)

小林製薬の「紅麴」サプリ問題を受け、政府は、機能性表示食品の届け出事業者に対し、健康被害があった場合、食品との因果関係が不明でも被害を報告するよう求める新たなルールの検討に入りました。あわせて、違反した場合は機能性表示食品として販売できない仕組みの導入を検討する方向です。

2024年

4月

09日

朝日新聞・4/9【イチ押し】サプリメント 食品だから安全? 島根大 大野教授に聞く(くらし面) 発信者:福間 大介(編集局)

小林製薬の「紅麴」サプリの健康被害が相次ぐなか、世の中にたくさんある「サプリメント」は本当に安全なのかどうかと不安に思っている方も多いと思います。本当に安全なのでしょうか。何に気をつければよいのでしょうか。健康食品の問題に詳しい島根大の大野智教授に聞きました。

2024年

4月

08日

毎日新聞・4月8日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集局次長・堀雅充

【ガザ戦闘半年/飢餓、餓死が現実になる恐れ】

 イスラエルと、パレスチナ自治区ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスの戦闘は、7日で半年になりました。「すべてが限界を超えています」。ガザ地区の最南部ラファに先月入った国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の保健局長で医師の清田明宏さんは、電話取材にそう語りました。清田さんによると、南部にあるUNRWAの各学校には市民3~4万人が殺到。トイレは900人に一つ、シャワーは5000人に一つしかなく、不衛生な環境から、A型肝炎や下痢、呼吸器感染症などがまん延しているといいます。

 

 食料不足も深刻で、国連の機関は先月の報告書で激戦地となったガザ北部で5月末までに、南部など他の地域でも7月までに飢饉(ききん)となる可能性があると指摘しました。記事ではその理由や背景事情を詳しく紹介しています。(三面)

2024年

4月

08日

朝日新聞・4/7【イチ押し】ガザ深まる絶望(1面) 発信者:武井 三聡子(編集局)

イスラエル組織ハマスの奇襲に端を発したイスラエル軍のパレスチナ自治区ガザへの報復攻撃が始まってから、7日で半年となります。避難民ら150万人が身を寄せるラファの状況を、朝日新聞通信員が報告しました。

2024年

4月

07日

毎日新聞・4月7日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集局次長 男沢和彦

【迫る/「幽霊大国」英国 光と影 魔術・オカルト高まる関心】

 英国で幽霊が「出る」スポットをめぐるツアーが人気です。「ハリー・ポッター」原作者の母校では「魔法・オカルト学」研究に修士号を与えるコースが開設予定です。文豪シェークスピアもディケンズも幽霊を書きました。なぜ英国人は怪談を好むのか。ファンタジーだけではない歴史をたどり、英国文化の奥に迫ります。(一、三面)

 

2024年

4月

06日

朝日新聞・4/6【イチ押し】桜満開「HANAMI」に変化 インバウンド効果は1130億円(社会面) 発信者:阿久津 篤史(編集局)

各地で桜の花が見頃を迎えています。新型コロナウイルス感染症が感染症法上の5類に移行して初めてのシーズンで、「HANAMI」を楽しむ外国人観光客も多く、訪日外国人の花見への総支出額は約1130億円との試算もあります。一方、日本人に目を移すと、時には1人でゆっくり花をめでるなど、花見の楽しみ方は多様化しているようです。

2024年

4月

06日

毎日新聞・4月6日付朝刊「今日のイチオシ!」 統括社会部長 長谷川豊

【静岡県の川勝知事が職業差別発言を撤回/「当選重ね権威主義に」との指摘も】 職業差別と受け止められる発言をした後に辞職を表明した静岡県の川勝平太知事が5日、「不愉快な思いをした人がいるのは誠に申し訳なく、おわび申し上げる」と述べ、発言を撤回しました。これまでも問題発言があった川勝氏は4度の当選を重ねています。コミュニケーションの専門家は「いつしか周りを下に見ることが習慣付いてしまったのかもしれない」と話します。(社会面)

2024年

4月

05日

朝日新聞・4/5【イチ押し】PTA退会「図書館実費負担を」埼玉の県立高校(社会総合面) 発信者:小澤 香(編集局)

親がPTAに入っていない子どもは学校の図書館を使うのに実費を払ってください――。学校現場でこんなケースが出てきているそうです。公費の代わりにPTA費でまかなってきた図書やエアコンの費用などをどういう仕組みで負担してもらうか、議論が広がっています。

2024年

4月

05日

朝日新聞・4/5【スクープ】利上げ判断 夏から秋にも 日銀総裁単独インタビュー 発信者:林 望(編集局)

11年に及んだ「異次元」金融緩和の転換に踏み切ったばかりの日銀の植田和男総裁が朝日新聞の単独インタビューに応じました。マイナス金利の解除に続き、さらなる利上げはあるのか。そのための条件は。私たちの暮らしにも大きく影響する問題について、踏み込んで語っています。

2024年

4月

05日

毎日新聞・4月5日付朝刊「今日のイチオシ!」編集局次長・木村哲人

【離党の世耕氏 窮地、衆院くら替え巡り 二階氏と暗闘】

 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡り、離党勧告を受けて離党した世耕弘成前参院幹事長が窮地に追い込まれています。以前から衆院議員へのくら替えも視野に、首相就任への意欲を見せてきましたが、状況は厳しさを増しています。背景には、同じ和歌山を地盤とする二階俊博元幹事長との暗闘が見え隠れします。

 和歌山県の自民関係者は「世耕さんは衆院選に無所属で出てくることもあるかもしれんよ。無所属で出るのは自由やからね」と推測しています。(内政面)

 

2024年

4月

04日

朝日新聞・4/4【イチ押し】労働減らすと 患者の命が(2面) 発信者:西山 公隆(編集局)

4月から始まった「医師の働き方改革」。医師の働き過ぎを防ぎ、健康を守ることで医療の質を担保するのが目的です。ですが、医師としての使命との間で悩む人もいます。現状と課題を追いました。

2024年

4月

04日

毎日新聞・4月4日付朝刊「今日のイチオシ!」編集局次長 古本陽荘

【原発 出口なき迷走 処理水汚泥 行き場なく】東京電力福島第1原発の現状を取材するため、記者が施設内に入りました。処理水の海洋放出は昨年8月に始まりましたが、汚染水を処理する過程で取り除いた廃棄物の処理は難航しています。原子炉の溶け落ちた燃料デブリを取り出す作業も進んでいません。廃炉に向けた道筋はまだまだ見えていないのが実情です。(1面、3面)

2024年

4月

03日

朝日新聞・4/3【イチオシ】若者の心に影響?SNSに懸念(教育面) 発信者:武井 三聡子(編集局)

ソーシャルメディアが若者の心の健康に及ぼす悪影響への懸念が、世界で強まっています。SNS利用と摂食障害やうつ病といったメンタルヘルスの問題に関する研究が進み、脳の発達期にある子どもたちが特に影響を受けやすいとの指摘があります。

2024年

4月

03日

朝日新聞・4/3【スクープ】基金事業「企業丸投げ」禁止(1総) 発信者:友野 賀世(編集局)

経済対策の補助金などに使う国の基金事業について、主要業務を企業に委託する例が相次いでいることを受け、経済産業省は公募選定プロセスを見直す方針を固めました。補助金を配る基準の策定や審査を企業に委ねることを事実上禁止するという見直しです。

2024年

4月

03日

毎日新聞・4月3日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集局次長・堀雅充

【開成に入った2年後、息子は死んだ 「なぜ」問い続ける母】

 全国屈指の進学校、私立開成中学3年の男子生徒(当時14歳)が東京都北区の自宅マンションから転落し、亡くなりました。親しい友人も多く、学校では管弦楽部やバスケットボール部、ラグビー部に入って充実した毎日を送っていました。

 死因は当初「自殺」とされましたが、警視庁は途中で「転落死」と変更し、捜査を続けました。しかし結局、真相は解明されませんでした。「原因が今も分からないのは本当につらい。心はずっと、中ぶらりんのままです」。転落死から2日で18年。母が初めて毎日新聞の取材に応じました。(社会面)

 

2024年

4月

02日

朝日新聞・4/2【イチ押し】低反発バット導入 高校野球 新たな時代(スポーツ面) 発信者:西山 公隆(編集局)

高校野球の第96回選抜大会は、反発性能を抑えた新基準バットを使った最初の大会でした。飛距離が落ち、ゴロの球足も遅く見えた計31試合。データや選手らの声から、その変化に迫ります。

2024年

4月

02日

朝日新聞・4/2【イチ押し】コンクリート製造 進むか「脱炭素」(科学面) 発信者:西山 公隆(編集局)

ビルや家屋から橋まで、あらゆる建造物をつくるために欠かせないコンクリート。脱炭素化が難しい素材だと言われていますが、技術革新で解決策が見えてきました。

2024年

4月

02日

毎日新聞・4月2日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集制作センター長・猪飼順

【塩谷・世耕氏 離党勧告へ 自民党裏金事件で39人処分対象】

 自民党は派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた党内処分で、安倍派の座長だった塩谷立元文部科学相と安倍派の参院側トップだった世耕弘成前党参院幹事長を、8段階の処分のうち2番目に重い「離党勧告」とする検討に入りました。党関係者が1日、明らかにしました。処分対象者は計39人で、弁明聴取などを経て4日の党紀委員会で処分内容を決める方向です。

 離党勧告を受けると比例代表への重複立候補ができなくなる上、将来的な復党も難しくなり、対象者の政治生命を大きく左右します。

 塩谷、世耕両氏は安倍派会長だった安倍晋三元首相から現金による還付取りやめを指示されながら、安倍氏の死去後、還付を継続させていた安倍派の2022年幹部会合の出席メンバー。塩谷氏自身の不記載額は234万円にとどまりましたが、最近まで安倍派の対外的トップだった政治的責任を重く見たもようです。

 この幹部会合に出席していた下村博文元文科相、西村康稔前経済産業相についても「離党勧告」か3番目に重い「党員資格の停止」、4番目の「選挙における非公認」とする方向とみられます。(1、5面)

 

2024年

4月

01日

朝日新聞・4/1【イチ押し】サトウキビの島にも残業規制(くらし面) 発信者:友野 賀世(編集局)

残業時間の罰則付き上限規制が、4月から沖縄県と鹿児島・南西諸島の砂糖製造業にもかかるようになります。これまで自動車運転、建設業、医療と同じように猶予されていました。サトウキビの収穫期に仕事が集中し、離島も多く人材確保が難しいことが考慮されたためです。砂糖製造業の「働き方改革」はどうなっているのか。収穫期まっただ中の2月下旬に、記者が沖縄県を訪れました。

2024年

4月

01日

毎日新聞・4月1日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集局次長 古本陽荘

【100年大会は健大高崎】今年の選抜高校野球大会の決勝戦を制したのは健大高崎(群馬)でした。群馬県勢のセンバツ優勝は初めてです。社会科教員として同校に赴任し、指導にあたってきた青柳博文監督(51)は「野球以外の問題が多すぎて、正直、練習どころじゃなかった」と創部当時を振り返ります。強さの秘密はどこにあるのでしょうか。キーワードは「機動破壊」です。(1面、スポーツ面、社会面)

2024年

3月

31日

毎日新聞・3月31日付朝刊「今日のイチオシ!」 東京本社社会部長 長谷川豊

【小林製薬工場に厚労省と大阪市が立ち入り/機能性表示食品制度への批判も】

 小林製薬(大阪市)が機能性表示食品として販売していた「紅麹(こうじ)」のサプリメントを摂取した人から健康被害の報告が相次いでいる問題で、厚生労働省と大阪市は30日、同社の大阪工場に立ち入り検査を実施しました。大阪工場は昨年12月に生産を停止しており、厚労省は生産機能が移された和歌山県紀の川市の工場に対しても31日に立ち入ります。厚労省は、大阪工場で製造したサプリの原料の一部から検出された「プベルル酸」が原因だったかどうかを含めて調査を進める方針です。一方、安倍晋三元首相時代の規制緩和に伴って導入された機能性表示食品の制度のあり方についても「安全性の規制が緩すぎたのではないか」との指摘が出ています。(1面、4面、社会面)

 

2024年

3月

31日

朝日新聞・3/31【イチ押し】日曜に想う 消えない記憶、27年後の円山町で(3面) 発信者:林 尚行(編集局)

東京・渋谷の円山町。飲食店やラブホテルなどが混在する「雑多な街」として知られています。27年前の3月、ここで一人の女性が何者かに殺害されました。夜の街に立って客をとる生活と、誰もが知る大手企業に勤める会社員。女性のそんな二つの顔が、世の中から注目されました。四半世紀以上が過ぎた今でも、この事件に心を揺さぶられる人がいると、筆者は言います。なぜなのでしょうか。

2024年

3月

30日

朝日新聞・3/30【スクープ】AI・半導体 日米連携強化 来月首脳会談 共同声明原案(1面) 発信者:福間 大介(編集局)

来月に予定されている日米首脳会談の共同声明の原案を入手しました。原案によると、安全保障分野だけでなく、経済分野、とりわけ、最先端のAIなどの技術開発で連携を強化することを強く打ち出すところが特徴になっています。

2024年

3月

30日

朝日新聞・3/30【イチ押し】医師はサプリを疑った 小林製薬「紅麴」 摂取した人は検査を(社会面) 発信者:福間 大介(編集局)

小林製薬製の紅麴原料を含むサプリメントを飲んだ人の健康被害が相次いでいる問題で、実際にサプリを飲んだ後に腎機能に異常が生じた3人の患者が入院した病院の医師が取材に応じました。3人ともいまは回復しているといいますが、どういう症状があったのでしょうか。なぜサプリが原因ではないかと思ったのでしょうか。心配な人はどう対応したらよいのでしょうか。医師に聞きました。

2024年

3月

30日

毎日新聞・3月30日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集編成局次長 鮎川耕史

【紅麹サプリにプベルル酸 人への毒性調査】小林製薬が機能性表示食品として販売する「紅麹」のサプリメントを摂取した人から健康被害の報告が相次いでいる問題で、厚生労働省は、サプリメントの原料の一部から青カビが産出する天然化合物「プベルル酸」が同社の調査で検出されたと公表しました。健康被害の原因物質かを調査するとしています。摂取との因果関係が疑われる死亡例は5件に上り、同省は食品衛生法に基づく立ち入り検査を行う方針です。(1面、3面)

2024年

3月

29日

朝日新聞・3/29【イチ押し】耕論 賃上げ 今後も続く?【オピニオン面】 発信者:西山 公隆(編集局)

今年の春闘は労働組合の中央組織・連合の集計で、正社員の賃上げ率が平均5%を超えています。賃上げは今後も続き、社会全体へ広がっていくのでしょうか。

2024年

3月

29日

朝日新聞・3/29【イチ押し】導く 新たな熱闘(スポーツ面) 発信者:西山 公隆(編集局)

29日、プロ野球セ、パ両リーグが開幕します。プロ野球誕生90年の今季は、新たに3人の監督が指揮を執ります。躍進はなるでしょうか。各チームの監督・コーチ、支配下登録選手の一覧表と、今季の試合日程を特集しました。

2024年

3月

29日

毎日新聞・3月29日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集編成局次長 中田卓二

【宝塚パワハラ遺族と合意 14件認定 上級生ら謝罪文】宝塚歌劇団の劇団員の女性(当時25歳)が昨年9月に死亡した問題で、歌劇団を傘下に置く阪急阪神ホールディングス(HD)と遺族側は28日、宙組の上級生らによる14件のパワーハラスメントを認める合意書を締結しました。

 

HDの経営陣は同日、遺族と面会して謝罪し、上級生らの謝罪文を提出。遺族側代理人は記者会見で、一つの区切りとしながらも「特殊な芸能部門でも当たり前の人権や健康が尊重され、賃金もまともに支払われないといけない」と指摘しました。女性の母親は「訴え」と題したコメントの中で「娘の尊厳を守りたい一心で、今日まできました」と語りました。死亡から半年、元タカラジェンヌらは「あまりに時間がかかりすぎた」と歌劇団の対応を批判しています。(1面、社会面)

2024年

3月

28日

朝日新聞・3/28【イチ押し】 「見えぬ全容 『紅麹』対応後手」(2総) 発信者:友野 賀世(編集局)

小林製薬の紅麹成分を含むサプリメントが原因とみられる健康被害。同社が問題を公表したのは22日でした。同社や国はいつ問題を把握し、どのような対応を取ってきたのでしょうか。いま分かっていること・分かっていないことをまとめました。消費者庁が緊急点検を打ち出した「機能性表示食品」とは何かを解説する「いちからわかる」もついています。

2024年

3月

28日

毎日新聞・3月28日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集編成局次長 麻生幸次郎

【派閥解散 うごめく議員/総裁選念頭「安倍派が草刈場」】6派閥のうち4派が解散を決めた自民党。安倍派の当選1回の議員数人と萩生田前政調会長が3月中旬に茂木幹事長と会食するなど、今後の離合集散に乗り遅れまいと議員たちは党内情勢に目を凝らしています。なかでも「選挙に弱い議員が多く、安倍派が一番の草刈り場だ」と関係者は自嘲します。中堅・若手が今の実力者から実権を奪おうと世代交代を狙う「縦」と、岸田首相続投をめぐる麻生副総裁や茂木氏と菅前首相とのせめぎ合う「横」――。「縦と横の権力闘争が起きている」と安倍派幹部は表現しています。派閥解散をめぐる自民党内のうごめきを追いました。(一面、三面)

2024年

3月

27日

毎日新聞・3月27日朝刊「今日のイチオシ!」 地方部長 坂巻士朗

【紅こうじ被害で機能性食品6800製品点検へ】小林製薬が販売する「紅こうじ」の機能性表示食品のサプリメントを摂取した人の健康被害の報告が相次いでいる問題で、消費者担当相は26日、機能性表示食品でほかにも健康被害がないか、消費者庁に届け出がある全6800製品について緊急点検をすると明らかにしました。サプリメント「紅麹コレステヘルプ」を購入した人物が今年2月ごろに腎疾患で死亡したことも判明し、その影響は広がっています。

2024年

3月

27日

朝日新聞・3/27【イチ押し】公示地価3年連続上昇(3面、経済面) 発信者:阿久津 篤史(編集局)

土地の値上がりが鮮明になり、都市部から周辺部に広がっています。今年の公示地価は全国平均で前年より2.3%上がり、リーマン・ショック以降最大の上げ幅です。国は「コロナ前の水準に戻った」としています。

2024年

3月

26日

朝日新聞・3/26【イチ押し】くらしとマネー/クレカ投資「ポイント」攻防(経済総合面) 発信者:福間 大介(編集局)

ネット証券各社がクレジットカードによる積み立て投資の上限を従来の倍の月10万円に引き上げています。新しいNISAにあわせて国のルールが変更されたためです。各社とも顧客獲得のため、カードのポイント還元率も競っていますが、ポイント獲得だけを狙う「即売り」と呼ばれる行為に手を焼いているようです。どういうことなのでしょうか。

2024年

3月

26日

毎日新聞・3月26日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集編成局次長 鮎川耕史

【二階氏、次期衆院選不出馬を表明】自民党の二階俊博元幹事長が党本部で記者会見し、次期衆院選に出馬しない意向を表明しました。派閥の政治資金パーティー裏金事件で秘書の有罪が確定し、二階派の元会計責任者が在宅起訴されたことを受け、「政治責任は全て監督責任者である私自身にある」と不出馬を決めた理由を語りました。首相から処分を下される前に自ら身を処して「けじめ」を示した形となり、党内処分を待つ姿勢の安倍派幹部は苦境に立たされそうです。(1面、2面)

2024年

3月

25日

朝日新聞・3/25【イチ押し】本命と違う中学で 我が子は前を向く(教育面) 発信者:西山 公隆(編集局)

受験を経て、思い続けた第1志望は不合格。失意のなか、進学先を決めた……。中学生になる子の成長を喜びたいのに、そんな苦しさを抱える人もいるかもしれません。子どもの不合格に直面した親はこの時期に何を感じ、気持ちの整理をどうつけたらいいのでしょう。経験者に尋ねました。

2024年

3月

25日

朝日新聞・3/25【イチ押し】変わる戦場 まるで「ゲーム」 シリーズ「新世AI」(1面、2面) 発信者:西山 公隆(編集局)

最近の戦場で頻繁に使われるようになっている「AI兵器」。人を殺傷する心理的なハードルが下がるのではないかとの指摘があります。世界各地で使われるAI兵器の実情を探りました。

2024年

3月

25日

毎日新聞・3月25日付朝刊「今日のイチオシ!」 コンテンツ編成センター長・猪飼順

【児相一時保護中の通学6% 自治体7割意向を確認せず】

 虐待などの理由で2022年度に全国の児童相談所が一時保護した小中学生は延べ約2万8000人で、このうち一時保護中に週4日以上学校に通ったのは1244人にとどまることが、毎日新聞の調査で判明しました。通学したいかどうか意向を原則確認しているのは、児相を持つ78自治体のうち約3割の24自治体で、学校で教育を受ける権利が十分に保障されているとはいえない状況が浮かび上がりました。

 一時保護は、子どもの安全を確保したうえで、心身や家庭の状況を把握し、その後の対応を決めることを目的とする。子どもは、児相の一時保護所か、委託を受けた施設や里親家庭などで生活する。児童福祉法で原則2カ月以内と定められていますが、国の調査によると21年度は一時保護件数の14%が2カ月を超えました。半年以上になることも珍しくありません。その間に学校に行けないという問題がたびたび指摘されてきましたが、詳しい実態は分かっていませんでした。

 毎日新聞は23年11月~今年1月、児相を設置する78自治体に調査。自治体によって大きな差が生じていることが分かりました。(1、3面)

 

2024年

3月

24日

毎日新聞・3月24日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集編成局次長 麻生幸次郎

【戦争優先の露 隙突かれ/首都治安 手薄さ露呈/モスクワテロ】モスクワ近郊のコンサートホールで、音楽公演の開始を待っていた観客らに武装グループが自動小銃を乱射し、133人が死亡しました。過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出しましたが、米国は攻撃計画を事前に把握しておりロシア政府当局者にも非公式に情報を伝えていたと米紙に報じられています。プーチン政権の重大な失態の可能性があり、威信が揺るぎかねない事態です。ウクライナへの侵略戦争を続けるプーチン政権が露呈した隙とともに、衰退したようにもみえたISについても、各地でテロを続けていた実態や、ロシアとの対立の根深さを深掘りしています。(一面、三面、外電面、社会面)

2024年

3月

24日

朝日新聞・3/24【スクープ】偽戸籍、一人二役ばれるかと(1社) 発信者:春日 芳晃(編集局)

 25歳年下の架空の妹の戸籍を作ったとして、有印私文書偽造・同行使などの罪に問われて公判中の吉野千鶴被告(73)=東京都大田区=が、3月中旬、朝日新聞の取材に応じました。吉野被告は「誰かが止めてくれるだろうと思ったができてしまった」「若く見られたいわけではなく、妹が欲しかった」と主張しました。

2024年

3月

23日

朝日新聞・3/23【スクープ】安倍派幹部 党が再聴取へ(1面) 発信者:稲田 信司(編集局)

自民党は組織的裏金作りを行っていた安倍派の幹部に対し、2度目の事情聴取を週明けにも行う方針を決めました。事件への関与の度合いなどを把握し、4月上旬にも決定する処分に向けて手順を踏む形だが、処分前に同派幹部自らが責任を取るよう促す狙いもあります。

2024年

3月

23日

毎日新聞・3月23日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集編成局次長・堀雅充

【中学教科書検定 多様化する家族の形描く記述にNG】

 2025年度から中学校で使われる教科書の検定結果が公表されました。家族観や国際紛争など社会の認識や情勢が動くテーマを積極的に取り上げようとする試みが多くみられましたが、文部科学省による検定では、同性カップルなど多様化する家族の形を紹介した記述が「不適切」と指摘され、教科書が同時代を描く難しさも浮き彫りとなりました。

 紙面ではNGの具体的な事例を紹介しているほか、デジタル対応の現状などについても説明しています。(社会面、特集面)

 

2024年

3月

22日

毎日新聞・3月22日付朝刊「今日のイチオシ!」 東京本社経済部長・秋本裕子

【ガザ市民を拷問か/イスラエル軍・機関/「ハマス」決めつけ拘束】

 

 イスラエル軍が、地上侵攻したパレスチナ自治区ガザ地区で、イスラム組織ハマスとは直接関係がない市民を多数拘束して拷問している疑いが出ています。複数の市民が毎日新聞の取材に証言しました。拉致された人質やハマス幹部の居場所を突き止めるため、手段を選ばなくなっているとみられます。国連も事態を重く見て、調査を始めました。(一面、国際面)

2024年

3月

22日

朝日新聞・3/22【スクープ】「イニエスタ選手ら申告漏れ/国税指摘」(1面、社会面) 発信者:大髙 敦(編集局)

サッカーJリーグの契約金などをめぐり、ヴィッセル神戸に所属していた元スペイン代表MFのアンドレス・イニエスタ選手ら外国人3選手が、大阪国税局から申告漏れを指摘されていたことがわかりました。イニエスタ選手の指摘額は約8億6千万円。生活の本拠が日本にあるのに、必要な確定申告をしていない期間があると判断されたといいます。

2024年

3月

22日

朝日新聞・3/22【イチ押し】「オオサンショウウオ、深刻な交雑」(教育・科学面) 発信者:大髙 敦(編集局)

国の特別天然記念物オオサンショウウオ。外来種との交雑個体がこの夏にも、駆除の対象になりそうです。日本の自然の象徴的存在で、文化財として守られてきたはずの「生きた化石」に何が起きているのでしょうか。

2024年

3月

21日

朝日新聞・3/21【スクープ】国際サイバー犯罪集団に「外部協力者が」(社会面) 発信者:林 尚行(編集局)

今年2月、日本や欧米の国際共同捜査によって国際的なサイバー犯罪集団「ロックビット」が摘発されました。セキュリティーの専門家に取材していくと、ロックビット側はサイバー攻撃を「ビジネス」と表現し、外部協力者が存在することを初めて明かしたといいます。日本の病院へのサイバー攻撃にもこうした外部協力者が介在していたようです。一体どのような仕組みで、こうした攻撃が行われているのでしょうか。

2024年

3月

21日

朝日新聞・3/21【イチ押し】緊急連載「異次元緩和 11年目の転換①」(経済・総合面) 発信者:林 尚行(編集局)

日本銀行は、長らく続けた異次元緩和政策をついに転換しました。その舞台裏で何が起きていたのか。日銀や政府の思惑は。日本経済にとって、どのような意味があるのか。緊急連載を始めました。初回の今回は日本の財政・金融政策取材の経験が長い原真人編集委員が筆者です。

2024年

3月

21日

朝日新聞・3/21【スクープ】UNRWAトップが来日へ/朝日新聞などの取材に明かす(総合3面) 発信者:林 尚行(編集局)

ガザ地区などで難民向けの人道支援に取り組んでいる国連パレスチナ難民救済事業期間(UNRWA)トップのラザリーニ事務局長が、27日にも来日することを明らかにしました。日本メディアでは朝日新聞のみが参加したインタビューで表明し、日本が停止している拠出金の再開への期待感を示しました。イスラム組織ハマスによるイスラエル襲撃に職員の関与が疑われ、複数の国から拠出金を一時停止されてきたUNRWAの活動を支えるべく、日本が動くのか注目されます。

2024年

3月

21日

毎日新聞・3月21日付朝刊「今日のイチオシ!」  運動部長 藤野智成

【大谷 青い伝説始まる】米大リーグのドジャースに移籍した大谷翔平選手がソウルで開かれたパドレスとの開幕戦に2番・指名打者で出場しました。パドレス先発のダルビッシュ有投手から安打を放つなど5打数2安打1打点1盗塁と活躍し、チームを5―2の勝利に導きました。青いユニフォームの新天地でメジャー7シーズン目を好発進し、観客を沸かせました。(1面、スポーツ面、社会面)

2024年

3月

20日

毎日新聞・3月20日付「今日のイチオシ!」 編集編成局次長 鮎川耕史

【こども性暴力防止法案が閣議決定】 政府は、子どもと接する仕事に就く人の性犯罪歴を照会できるシステムの導入を柱とした「こども性暴力防止法案」を閣議決定しました。学校や保育所、国の認定を受けた民間事業者などに、犯歴の確認のほか、性暴力を防ぐための研修など日常的な安全確保措置を義務づけます。「日本版DBS」とも呼ばれる制度の課題を探りました。(1面、2面)

2024年

3月

20日

朝日新聞・3/20【イチ押し】「日本版DBS」国会に法案提出 発信者:西山 公隆(編集局)

政府は19日、対象となる事業者に従業員らの性犯罪歴の確認を義務づける「日本版DBS」を設けることを盛り込んだ「こども性暴力防止法案」を閣議決定し、国会に提出しました。犯歴が確認された場合は、配置転換などを事業者に義務づけます。犯歴のある人の就労を事実上、制限するしくみになります。

2024年

3月

20日

朝日新聞・3/20【イチ押し】高齢者 長生きに最適な体格は(くらし面) 発信者:西山 公隆(編集局)

高齢者が加齢に伴って心身の活力が低下した「フレイル(虚弱)」では、太っているほど死亡リスクが低くなる一方、フレイルでない場合は少しぽっちゃりぐらいで死亡リスクが最も低くなると、早稲田大や医薬基盤・健康・栄養研究所、びわこ成蹊スポーツ大、京都先端科学大の研究チームが分析しました。

2024年

3月

19日

朝日新聞・3/19【イチ押し】連載「完食指導」を考える① 大量のご飯ノルマ 会食が不安に(くらし面) 発信者:池田 敦彦(編集局)

給食を残さず食べることを強要する「完食指導」。子どもの心に傷を残し、大人になってからも食行動に影響を及ぼすことがあります。人前で食事をすることに不安や恐怖を感じる「会食恐怖症」の人の相談にのったり、教員への講演をしたりしている山口健太さんに話を聞きました。

2024年

3月

19日

毎日新聞・3月19日付朝刊「今日のイチオシ!」  政治部長・松尾良

【プーチン大統領 圧勝5選/統治 スターリン超えへ】

 

 ロシア大統領選で現職のプーチン氏(71)が通算5選を決めました。新たな任期は6年。四半世紀にわたり君臨した独裁者スターリンを超える長期統治となり、さらにもう一度再選されれば2036年まで統治が可能です。欧米と対立し、ウクライナでの占領地拡張に野心を隠さないプーチン氏は、ロシア国内でも反政権の「芽」を排除して地位を盤石にしてきました。その思惑と今後の展望を探ります。(1面、3面、国際面)

2024年

3月

17日

朝日新聞・3/17【イチ押し】どうする?支え手不足(オピニオン面) 発信者:阿久津 篤史(編集局)

現役世代が2割減る「8がけ社会」の突破口はどこにあるのか。法律や予算を作る政治家の役割は、とりわけ重要です。その一方で、政治家を選ぶ私たち一人ひとりも、直面する困難に向き合わなければなりません。アンケート回答者と一緒に考えます。

2024年

3月

17日

毎日新聞・3月17日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集編成局次長・堀雅充

【迫る:過労死遺族に寄り添う弁護士】

 

 「過労死」という言葉すらなかった時代から過労死や過労自殺の遺族に寄り添い続けてきた弁護士がいます。記録が残る2002年以降だけでも約500件に携わってきましたが、一般の弁護士で数十万円とされる着手金を受け取ったことがありません。依頼者がいれば、自ら会いに行きます。その理由について「お金の問題で労災申請や裁判を諦めてほしくない」と語ります。大阪・堺市の事務所にいるのは週2日程度。裁判資料が詰まったリュックが相棒の「旅する弁護士」の思いに迫りました。(1面、3面)

2024年

3月

16日

朝日新聞・3/16【イチ押し】同性婚、立ちはだかる自民 「日本の根幹変わる」保守系議員、支持離れ懸念(社会総合) 発信者:並木 昌廣(編集局)

同性婚を認めない民法などの規定を「憲法違反」とした札幌高裁判決について、自民党の保守系議員が激しく反発しています。裁判長が早急な対応を求める異例の付言をしましたが、岸田首相は慎重な姿勢を崩しません。現在、主要政党で同性婚に慎重なのは自民党のみです。

2024年

3月

16日

毎日新聞・3月16日付朝刊 「今日のイチオシ!」 編集編成局次長 鮎川耕史

【公立高共学化 揺れて埼玉】全国の公立高校で男女別学を共学にする動きが広がるなか、埼玉県では12の県立高校が別学を継続しています。その埼玉で、県の男女共同参画苦情処理委員が「共学化の早期実現を求める」勧告を出しました。勧告を受けた県教委の回答期限は今年8月。別学の伝統校に波紋が広がっています。(1面、3面)

2024年

3月

15日

朝日新聞・3/15【イチ押し】「職員同士が結婚なら退職勧奨」に物議 福井・池田町(社会面) 発信者:林 尚行(編集局)

町職員同士が結婚した場合、どちらかに退職を求める内規があるという福井県池田町。町議会で議員から撤廃を求めれたものの、町は継続する意向を示したそうです。これまで数組に退職勧奨を行い、応じたケースではいずれも女性職員が役所を去ったといいます。どうしてこんな内規があるのか。町の説明はどんなものなのでしょうか。

2024年

3月

15日

毎日新聞・3月15日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集編成局次長 麻生幸次郎

【同性婚否定 高裁も「違憲」/「婚姻の自由反する」/札幌訴訟】同性同士の婚姻を認めていない現行制度について札幌高裁は、婚姻の自由を定めた憲法241項などに反しており違憲だと判断しました。「婚姻の自由」の規定に反するとした判断は初めてです。実名で裁判をたたかってきた中谷衣里さん(32)は、同性と付き合っていたのに「将来結婚できない」「未来がみえない」と別れを余儀なくされた女子高生に、苦しみを打ち明けられたことがあります。判決を「若い世代にとってポジティブなものになる」と受け止め、「あとは国会」と法改正を訴えました。(一面、三面、社会面)

2024年

3月

14日

朝日新聞・3/14【イチ押し】「『ストロング系』から『低アル』へ」(経済面) 発信者:大髙 敦(編集局)

1日に飲む酒量が一定量を超えると、がんや脳卒中になるリスクが高まる――。厚生労働省がそんな指針をまとめました。お酒を飲まないライフスタイルの広がりもあり、ビール各社はアルコール度数の高い缶チューハイを減らしたり、度数の低い商品を積極的に売り出したりしています。

2024年

3月

14日

毎日新聞・3月14日付朝刊「今日のイチオシ!」 くらし科学環境部長 清水健二

【春闘集中回答日 大手賃上げ、高水準相次ぐ】2024年春闘は13日、主要企業の集中回答日を迎え、自動車や鉄鋼、電機など主要産業で労働組合の要求への満額回答が相次ぎました。大企業では約30年ぶりの高水準だった前年を上回る4%超の賃上げが実現する見通しで、デフレ脱却に向け、今後はこれが中小企業に波及するかが焦点になります。

 

 一方、日銀は、賃上げによって大規模金融緩和政策を変更する材料が整ったとして、来週開く金融政策決定会合でマイナス金利を解除する公算が大きくなりました。40代以下の世代には実感がない「金利のある世界」が、いよいよ到来しそうです。

2024年

3月

13日

朝日新聞・3/13【イチ押し】連載「死のジャングル ダリエン地峡」可能性が1%でも米を目指す移民(国際面) 発信者:稲田 信司(編集局)

「死のジャングル」と呼ばれるダリエン地峡には、南米だけでなく世界中から移民が集まっています。米国を目指して北上する移民は記録的なペースで増えています。アメリカ大統領選をひかえ、移民問題が再び争点として浮上するなか、記者が現地から3回にわたって報告します。

2024年

3月

13日

毎日新聞・3/13今日のイチオシ!【工藤会トップ 死刑破棄】編集編成局次長兼外信部長 古本陽荘

殺人罪や組織犯罪処罰法違反などに問われた特定危険指定暴力団「工藤会」(北九州市)トップの野村悟被告(77)の控訴審判決で、福岡高裁は死刑とした1審・福岡地裁判決を破棄して、無期懲役を言い渡しました。殺人罪に問われた元漁協組合長の射殺事件は無罪としました。高裁と1審の判断を分けたのは「推認」に関する見解の違いでした。(1、2、社会面)

2024年

3月

12日

朝日新聞・3/12【イチ押し】150年ぶり 帰還困難の「領地」へ/「殿、ご帰還」再起の福島(経済総合面) 発信者:小澤 香(編集局)

福島県相馬市には江戸時代まで城があり、旧奥州中村藩(相馬藩)の殿様がいました。かつての領地では2011年に東電福島第一原発事故が起き、国の避難指示が出されました。昨年8月、避難指示が解除された旧藩領の浪江町に「殿」が戻ってきました。旧藩主家第34代の相馬行胤氏が復興を支えたいと、住民票を移したのです。廃藩置県以来の殿のご帰還は町を元気づけられるか。活動の様子を伝えます。

2024年

3月

12日

毎日新聞・3月12日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集編成局次長 中田卓二

【アカデミー賞 邦画2作品】第96回アカデミー賞の授賞式が日本時間の11日、米ロサンゼルスで行われ、宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」が長編アニメーション映画賞、山崎貴監督の「ゴジラ-1.0」が視覚効果賞を受賞しました。2作とも「日本的」な映画作りを追求し、物量に勝るハリウッドの牙城を崩しての快挙です。授賞式で山崎監督は「ハリウッドの外で頑張っている作り手にもチャンスがある証」と英語でスピーチ。宮崎監督は出席しませんでしたが、「スタジオジブリ」の鈴木敏夫プロデューサーは同社スタジオで記者会見し、宮崎監督が「よかったです」と話していたことを明かしました。(1面、総合・社会面)

2024年

3月

11日

朝日新聞・3/11【イチ押し】「奇跡の救出」僕には失敗だった(社会面) 発信者:福間 大介(編集局)

東日本大震災から11日で13年になります。当時、津波に巻き込まれたにもかかわらず、がれきのなかから発災9日後に救出された高校生がいました。「奇跡の救出」と報じられ、大きな話題になりましたが、大騒ぎのなかで、本人は複雑な気持ちを抱えていたといいます。その高校生が大人になり、いま語り部として伝えたいこととは。

2024年

3月

11日

毎日新聞・3/11▽今日のイチオシ! 【東日本大震災13年/2・9万人今も避難】東京学芸部長・坂本高志

戦後最悪の自然災害となった東日本大震災は11日、発生から13年を迎えます。関連死を含む死者・行方不明者は2万2222人。東京電力福島第1原発事故により、福島県7市町村に帰還困難区域が約310平方キロあり、避難者は2月1日現在、2万9328人います。今年も被災地では、犠牲者の鎮魂や復興を祈る動きが続いています。(1面、社会面)

2024年

3月

10日

毎日新聞・3月10日付朝刊「今日のイチオシ!」 コンテンツ編成センター長・猪飼順

【オスプレイ運用停止解除 米軍内部の事情とは】

 鹿児島県・屋久島沖で昨年起きた輸送機オスプレイの墜落事故を受けて、米軍が世界各地で続けていた運用停止措置を解除した。米軍の調査では根本的な原因はまだ解明できていない中、解除に踏み切った軍内部の事情とは。(4面)

2024年

3月

10日

朝日新聞・3/10【イチ押し】李禹煥(リウファン)さんが語る坂本龍一さん(リライフ面) 発信者:春日 芳晃(編集局)

坂本龍一さんが晩年に「先生」と呼んだ人がいます。最後の音楽アルバム「12」のジャケットの絵も描いた韓国出身の美術家、李禹煥(リウファン)さんです。芸術家として坂本さんが到達した境地についてどう考えるのか、李さんに尋ねました。

2024年

3月

09日

朝日新聞・3/9【イチ押し】共同親権、既に離婚でも対象 改正案提出、裁判所判断で変更(1面、3面) 発信者:並木 昌廣(編集局)

離婚後も父母双方が子どもの親権を持つ「共同親権」。その導入を柱とした民法などの改正案が、国会に提出されました。成立すれば、法施行前に離婚した夫婦も、共同親権が選べるようになります。ただ、導入には慎重な声もあります。どんな課題があるのでしょうか。

2024年

3月

09日

毎日新聞・3月9日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集編成局次長・堀雅充

【鳥山明さん死去/取材で明かしたアラレちゃん誕生秘話】

 

 「漫画」を世界の「MANGA」へと押し上げた鳥山明さんの訃報が世界を駆け巡りました。Dr.スランプ、ドラゴンボール、ドラゴンクエスト――。作品は世代や国境を越えて愛されました。生前、公の場に出ることはほぼありませんでしたが、その飾らない人柄で、漫画家仲間からも慕われていました。紙面では、世界中の人々を楽しませた希代の創作者の人となりに迫るとともに、国内外から寄せられた惜しむ声を紹介しています。(1面、社会面)

2024年

3月

08日

朝日新聞・3/8【イチ押し】ことばが変える 女性と社会(特設面 18~19ページ) 発信者:小澤 香(編集局)

嫌なことをされた時にとっさに出る言葉は何ですか。「やめろ!」それとも「やめて」? 言葉のプロに話を聞くと、日本語の女性の言葉には、言いたいことが全部伝わらないリミッター(制約)があるようです。もっと自由になるために、言葉遣いについて考えてみませんか。

2024年

3月

08日

毎日新聞・3月8日付朝刊「今日のイチオシ!」編集編成局次長兼外信部長 古本陽荘

【運転女性 負傷率1・45倍】自動車事故の際、女性は男性よりも1・45倍けがをしやすいことが毎日新聞の分析で明らかになりました。開発段階で実施されている安全性能実験の方法に問題がある可能性が浮き彫りになりました。(1、3面)

 

〈3月8日は国際女性デーです〉

2024年

3月

07日

朝日新聞・3/7【スクープ】宮沢喜一日録 金丸氏逮捕 4日前から報告(1,3面) 発信者:稲田 信司(編集局)

宮沢喜一氏が首相在任中の1993年3月、自民党の金丸信・前副総裁を脱税容疑で捜査する方針について、逮捕の4日前から後藤田正晴法相の報告を受けていたことが、宮沢氏の行動記録(日録)の自筆メモで判明しました。報告を受けた宮沢氏が、93年度予算案の衆院通過を急ぐよう党側に指示したとみられる記述もありました。

2024年

3月

07日

毎日新聞・3月7日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集編成局次長 麻生幸次郎

【「面倒」姿消した男性/赤ん坊死体遺棄 女性だけ罪問われ】「自分がしっかりしていなかった」。出産した赤ん坊の遺体を隠したとして罪に問われている女性(28)は、そう悔います。「面倒なことになったと思った」。赤ん坊の父親とされる男性は、そう振り返ったと言います。父親は妊娠が分かると「本当に俺の子なのか」と疑い、中絶費用の「金なんか払わないよ」と言って姿を消したといいます。自殺まで考えたという女性との格差――

 

こども家庭庁の統計によると、2022年までの10年間に虐待で死亡した生後0日の赤ん坊は176人にのぼり、母親の165人が虐待の加害者とされた一方で、年齢を把握できた父親は43人にとどまります。8日の国際女性デーへ向けて、妊娠、出産への負担が女性に大きく偏る社会の現状を問います。(一面、社会面)

2024年

3月

06日

朝日新聞・3/6【イチ押し】コロナ公費支援、月内で終了(3面) 発信者:阿久津 篤史(編集局)

新型コロナウイルスの治療への公費支援が3月末で終了します。4月からは通常の医療体制に移行し、他の病気と同じように原則1~3割の窓口負担となります。3割負担の人の場合、主に入院患者向けの点滴薬レムデシビルが1回の治療で約5万6千円となるなど、自己負担額が大きくなります。

2024年

3月

06日

朝日新聞・3/6【スクープ】教団推薦確認書に盛山氏の署名(社会面) 発信者:阿久津 篤史(編集局)

盛山正仁文部科学相が旧統一教会側の推薦確認書に署名したとされる問題で、朝日新聞は「盛山正仁」の署名がある確認書の写真を入手しました。盛山氏が2022年3月に教団友好団体の会合に参加した際に撮影されたという映像も関係者から入手しました。

2024年

3月

06日

毎日新聞・3月6日付朝刊「今日のイチオシ!」 デジタル編集本部次長・草野和彦

【中国全人代開幕/強気の成長率「5%」】中国の全国人民代表大会(全人代=国会に相当)が5日に開幕し、2024年の経済成長率目標は「5%前後」と発表されました。発表した李強首相自身が「目標を達成するのは容易ではない」と認めるハードルの高さです。長期化する不動産不況などの影響で景気回復が力強さを欠く中、なぜ強気の目標が設定されたのでしょうか。背景を探りました。(1面と2面)

2024年

3月

05日

朝日新聞・3/5【イチ押し】子と過ごす時間、「質」を大事に 慶大教授・中室牧子さんに聞く(くらし面) 発信者:池田 敦彦(編集局)

近年、教育経済学の分野では、親の「時間投資」に関する研究が進んでいます。親が幼少期の子どもに対してどのように時間を使ったか、またその子どもがどうなったかを調べるものです。慶応大学の中室牧子教授(教育経済学)に、親が心がけるべきことなどを聞くと、子どもと質の高い時間を過ごすことの大切さが浮かんできました。具体的には、どういうことなのでしょうか。

2024年

3月

05日

毎日新聞・3月5日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集編成局次長 麻生幸次郎

【特定技能 5年で82万人/労働力依存強く】人手不足の産業で外国人労働者を受け入れる在留資格「特定技能」を巡り、政府が2024年度から5年間で最大82万人を受け入れる見通しだと試算していることが分かりました。19年の制度導入時に設定した5年間の受け入れ見込み人数の2倍以上の想定です。特定技能を含む外国人労働者は23年10月時点で初めて200万人を突破しており、依存する傾向はさらに強まりそうです。特定技能で期限なく働き続ける対象を政府は広げており、受け入れ企業には日本語研修や教育訓練の実施が求められ、労働者の配偶者や子どもへの生活支援も社会的な課題になりそうです。(一面)

2024年

3月

04日

朝日新聞・3/4【イチオシ】「。」は冷たい? 句点に感情深読み(文化面) 発信者:友野 賀世(編集局)

たとえば「○○しておいて!」と「○○しておいて。」の文章。文末が「!」の前者だと期待をかけられていると感じるけれど、「。」の後者だと冷たく突き放されているように感じるーー。LINEなどのチャット(会話型)ツールの文面で、文末の句点には圧力があるとする「マルハラスメント」の言葉が若い世代の間で生まれています。なぜなのでしょう。識者に聞きました。

2024年

3月

04日

毎日新聞・3月4日付朝刊「今日のイチオシ!」 デジタル報道部長 佐藤敬一

【保育所利用・議会傍聴 精神障害理由に制限333件】全国の自治体や公的機関が策定した条例や規則に、精神障害を理由に会議の傍聴などを制限する条項が少なくとも333件存在していることが市民団体の調査で判明しました。障害を理由とした不当な差別的取り扱いは障害者差別解消法が禁じていて、市民団体の指摘を機に多くの自治体が削除に動いています。専門家は「基本的人権の侵害で、条項の存在は『うっかりしていた』では済まない」と指摘します。(1面、社会面)

2024年

3月

03日

朝日新聞・3/3【イチ押し】どうする? 支え手不足〈1〉若い世代(フォーラム面) 発信者:小澤 香(編集局)

社会を支える現役世代が2040年には今の8割になり、生活を支える様々な業種で人手不足が深刻になります。そういう「8がけ」社会をどう生きていくか、大学生5人と記者が話し合いました。「自分にしかできないことを見つけて楽しむ」「逆に自分の代わりがいると思えば働き手も気楽になれる」。重たそうな未来の課題を前に、軽やかに率直に自分の見方やこれからの社会の可能性について語ってくれました。20歳と21歳の生きたメッセージをご紹介します。