毎日新聞・8月4日付朝刊「今日のイチオシ!」 編集局総務 柳原美砂子

【ハイテクに潜む『空の危険』紛争影響か GPS誤作動 日航機墜落40年】520人が犠牲となった日本航空(JAL)ジャンボ機墜落事故から12日で40年となります。この間、航空機はハイテク化が進んで自動操縦や警報装置の性能が向上し、人的ミスをカバーする役割を果たしてきました。JAL機の墜落事故以降、国内の主要航空会社による乗客死亡事故は起きていません。ただ、ハイテク化に潜む危険やパイロットの疲労の蓄積など、空の安全を揺るがしかねない問題は今なお、横たわっています。(三面)